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オタマジャクシ騒動

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今日(9日)午前11時ごろに気象庁は
「関東甲信・北陸・九州北部で梅雨明けしたとみられる」
と発表しました。

九州北部
平年より10日早く、昨年より8日早い
北陸地方
平年より15日早く、昨年より8日早い
これは統計開始以来3番目の早さ
関東甲信地方
平年より12日早く、昨年より8日早い

これで梅雨明けしていないのは東北地方のみとなりました。
東北地方は引き続き梅雨前線が停滞し、まだ梅雨明けしそうにありません。
また、梅雨のない北海道でも向こう1週間はぐずついた
天気の日が多いでしょう。

ところで、2年前に石川県での報告例を発端に全国各地で
騒動となった「空から降るオタマジャクシ」。

昨年は発見されなかったものの、先月8日に石川県加賀市で
住宅の路上などでオタマジャクシ約20匹、14日には志賀町の
民家の玄関先などでオタマジャクシ約20匹が目撃されました。
そして、17日にも小松市で飛び跳ねているオタマジャクシ
数匹が発見されました。

「空から降るオタマジャクシ」にはいくつかの説があり、
「風説」「鳥説」「いたずら説」などがあります。

・風説
「風説」の「風」とは「つむじ風」のことをさします。
つむじ風は地表付近の空気 が強い日射により暖まって
巻き上がる(上昇気流)ものです。
晴れている時にも発生します。
竜巻と比べ規模が小さく時間も短いため、
気象台で観測されることはありません。

強い日射がアスファルト地面などを熱し局地的な上昇気流が発生し、
そこに水平方向の風が渦を巻きました。
その際に付近の水田のオタマジャクシを巻き上げました。
しかも、6月は水田の水を抜いて田を乾かす「中干し」が
行われオタマジャクシも巻き上げられやすい状況でした。
その後、風が凪いだときオタマジャクシが落下したというわけです。

しかし、ここで疑問が。
なぜオタマジャクシだけが巻き上がられたのか。
つむじ風が原因なのであればオタマジャクシのほかに昆虫なども
巻き上げられるのが自然です。

・鳥説
オタマジャクシを餌とするサギ類は外敵などに驚いたり、
餌が食道で暴れだしたりすると餌を吐き出すことがよくあります。
しかし、ここでも疑問が。
2年前に七尾市で300平方メートルにわたって
オタマジャクシ100匹が発見されました。
1羽のサギがこれほど大量のオタマジャクシを食べることはできないはずです。
数羽のサギが同じような場所で吐き出したというのも不自然です。

・いたずら説
いずれの騒動も人の気配がなかったため、可能性としては低そうです。

その他「飛行機からの落下説」や「プラズマ説」など様々な説がありますが、
実際の原因は謎のままです。
2年前の「空から降るオタマジャクシ」の報告例は7月上旬で途切れており、
今年も解明できないまま「シーズン」を終えてしまうのでしょうか。
案外こういうのに限って簡単なことだったりするものです。

掲載イラストはhttp://animal.myds.jp/rept/tadpole/より引用。

閉じる コメント(2)

あっ、まだ謎なんですか。新聞を見ていたら、鳥説で決まりみたいな感じでしたね(^_^)

2011/7/10(日) 午前 10:02 ezk**226

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ezk**226さん、コメントありがとうございます。
私も疑問は残るものの、鳥説が有力なのではと思っています。

2011/7/10(日) 午後 11:27 [ panthanwatch ]

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