気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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今日から師走がスタートしました。
忙しい時期ですが、風邪に気をつけて乗り切りましょう。
今朝は北海道上川地方江丹別では-10.2℃まで下がり全国で今シーズン初めて-10℃を下回りました。
関東地方から西の地域では徐々に天気は下り坂で明日(2日)は雨が降る見込みです。
但し、降り出しは早いところで昼過ぎからで午前中いっぱいは何とか天気はもちそうです。

近年地球温暖化が問題となっています。
現在、世界の平均気温は100年につき約0.6℃の割合で上昇しています。
このまま地球温暖化が進行すると100年後の平均気温は現在よりも約2℃高くなると推測されています。
海面水位の上昇や生態系への影響が出る恐れがあり深刻な問題となっています。
しかし、近い将来北半球の平均気温が現在よりも低くなる可能性があります。
イメージ 1

(写真は太陽です。所々に写っている茶色いものが黒点です。)
太陽には太陽磁場によって生み出された黒点というものがあります。
太陽活動(黒点数)は11年周期で変化しますが、その活動が止まる(停滞)ことがあります。
17世紀は太陽活動が止まり地球全体が寒冷な気候となりました。
太陽活動が止まると北半球の平均気温が現在よりも0.7℃下がることが東京大学の研究で分かりました。
これは地球に降り注ぐ宇宙線を遮る太陽の磁場活動が弱まり地球に宇宙線が降り注ぎやすくなるためです。
日本では梅雨の湿度が1〜2割高まり、降水量が増えることも分かりました。
東京大学大気海洋研究所と東京大学宇宙線研究所などは奈良県の室生寺にあった台風で倒れた樹齢392年の杉の年輪を解析しました。
17世紀〜18世紀に太陽活動が極めて弱まった時期の炭素の量から当時の宇宙線の量を調べました。
この時期は平均して宇宙線の量が1〜2割増え、北半球の気温は0.5度下がっていました。太陽活動が特に弱かった年は宇宙線が3〜5割増え気温は0.7度下がっていました。
宇宙線が増えると雲量が増えて気温低下につながります。
イメージ 2

宇宙線によって雲が発生するメカニズムを図で表すと上のような感じです。
水蒸気を含んだ暖かい空気は上空で冷やされます。
すると水蒸気を含みきれなくなり過飽和状態となります。
上空では宇宙からやってきた宇宙線が大気中でイオンの種を盛んに作り出します。
このイオンの種が核となって水は凝結して小さな水滴や氷の粒になることがあり、これらが空に浮かんでいるのが雲です。
よって宇宙線が増大すれば理論上は雲量は増大するはずです。
近い将来というのは今から3年後の2013年です。
2013年をピークに数十年太陽活動は止まると予想されています。

宇宙線と地球の気候は関係がありそうです。

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