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霧島連山・新燃岳は依然として活発な火山活動が続いています。 30日(一昨日)には高原町の一部の地域、513世帯1158人に避難勧告が出されました。 今日(1日)の午前8時には26日、27日、30日に続いて4度目の爆発的噴火が起きました。 このとき噴煙の高さは火口から上空2000m付近にまで達しました。 この爆発的噴火により九州の広い範囲で空振が観測され、窓ガラスが割れるなどの被害が相次ぎました。 窓ガラスが割れて負傷者も出ました。 さらに、爆発的噴火が起きた際に飛ばされたと思われる70cm×50cmの噴石が火口から3.2km離れた森林で発見されました。 この噴石による落下痕は直径6m、深さ2.5mでした。 これを受け、気象庁等は大きな噴石に対する警戒範囲を火口から約4kmに拡大しました。 産業技術総合研究所は今日、26日から27日にかけての噴火の噴出物の量が推定で7000万トンに達すると発表しました。 これは52年前の噴火の約9倍の量で、過去最大規模の噴火であった享保噴火と同程度の量です。 また、マグマだまりのさらに深くの地下からマグマの供給が続いている可能性が高いため、噴火が長引く 可能性があります。 今後も引き続き大きな噴石や火山灰に注意が必要です。 明日(2日)になると新燃岳の上空の風は次第は西風に変わる見込みです。 このため、風下にあたる宮崎市などで降灰する可能性があります。 アメリカ北西部にイエローストーン国立公園というところがあります。 自然遺産に登録されています。 しかし、実はイエローストーン国立公園の地下深くにはある恐ろしいものが眠っています。 それは火山(イエローストーン)です。 しかも、ただの火山ではなく世界最大級の火山・スーパーボルケーノです。 スーパーボルケーノとは過去に大噴火を起こし、地球環境に大きな影響を及ぼした火山を指します。 スーパーボルケーノのマグマだまりには凄まじい量のマグマがあります。 地下深くからのマグマ供給が続くとマグマだまりの圧力が高まって、周辺の岩盤に亀裂が入ります。 この亀裂はマグマだまりの直径と同程度の巨大リングを形成し、そこから極端に熱せられたガスや火山灰が 超音速で噴出し、巨大な泡のような塊となって成層圏上部にまで達します。 他の火山とは比べ物になりません。 インドネシアにあるトバ火山もスーパーボルケーノです。 トバ火山の最後の噴火が約7万4千年前で火山灰によって日光が遮られ、地球の気温が5℃低下し、 人類の大半が死滅したという説があります。 一方、イエローストーンの最後の噴火は約64万年前で噴火山灰は上空約3万メートルに達し、噴出物は アメリカ西部一帯を覆いました。 イエローストーンが大噴火する兆しが出てきました。 イエローストーンのカルデラは2004年以来、今までに無い速さで上昇しています。 過去3年間、地表面は約7.6cmの速さで隆起しており、これは1923年に調査を始めて以来、最速です。 イエローストーン国立公園の地下約9.7kmのマグマだまりが数年で、どんどん膨張しています。 もし、大噴火すればアメリカの国土の2/3ほどが火山灰に埋もれる恐れがあります。 大噴火すると破壊力は1923年に噴火したセント・へレンズ火山の約1000倍といわれており、溶岩は空にまで吹き上がり、植物に壊滅的なダメージを与えて、1600km離れた地域まで約3mの厚さの火山灰に 覆われる恐れがあります また、太陽光を遮って地球全体にも影響の及ぶ恐れがあります。 寒冷化も恐ろしいですが、もっと恐ろしいのがオゾン層の破壊です。 但し、近いうちに噴火するのかどうかは不明です。 (上の動画は大噴火した際のシュミレーションです。ナレーションは英語ですが、映像だけでも大体は 理解できると思います。) 一方、なかには今回のカルデラの隆起は正常なものとみなしており、噴火の前兆では無いと主張している 専門家もいます。 今までに何度もカルデラの隆起は起きているということが根拠です。 熱塩海洋循環もそうですが、基準がないものは正常か異常かは判断しがたいです。 猛暑や厳冬は基準(平均気温)があるので判断することができますけど。 |
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2011年02月01日
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