気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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メイストームに要注意

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今日(30日)は東北日本海側では前線の影響で雨が降りそうですが、その他の地域では晴れて
行楽日和となりそうです。
大気の状態は安定し、雷雨となるところはなさそうです。
しかし、行楽日和となるのは今日まで。

この時期、日本海を発達した低気圧が通過することがあります。
これを5月の嵐ということでメイストームといいます。
メイストーム通過時は全国的に南よりの風が強まり、荒れた天気となります。

メイストームいう言葉が生まれたのは今から50年以上昔の1954年のこと。
1954年5月8日に黄海で低気圧が発生しました。
この時の気圧はまだ1010hPaでした。
しかし、翌日9日に低気圧は日本海で急速に発達し、9日夜には気圧は970hPaまで下がり、
9日夜から10日朝にかけて時速70〜80kmともの凄い速さで北海道を通過しました。
10日午前9時には気圧が952hPaまで下がりました。
この影響で、北海道南東海域に漁へ出ていた多数の漁船が遭難し、死者・行方不明者361人という
日本海難史上最悪の惨事となってしまいました。
のちにこの時の低気圧の研究が詳しく解析され、メイストームという言葉が生まれたのです。

明日はメイストームが通過し、全国的に南よりの風が強まる見込みです。(今日21時の予想天気図にはまだ前線のみで低気圧は表れていません。)
寒冷前線が通過する北日本や北陸地方では明日夜にかけて雨量が多くなる見込みです。
寒冷前線通過時は雷を伴う恐れがあります。

また、本州南岸の前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部や沖縄で雷を伴って
1時間に30〜50mmの激しい雨が降る恐れがあります。
また、東・西日本の太平洋側でも1時間に30mm前後の激しい雨が降る恐れがあります。

全国的に落雷、突風、降ひょう、河川の増水・氾濫、土砂災害に注意が必要です。

海や山は大荒れとなり、遭難事故の起きる恐れがあります。
最新の予報を必ず確認してください。
行動を控える勇気や慎重な行動をとることも必要になってきます。

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