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今日(24日)も弱いながらも冬型の気圧配置が続いています。 日本列島には太平洋側と日本海側を仕切るように山地・山脈があり、これにより日本海側と太平洋側の天候は全く違います。 冬型のときは日本海側は雪で雪雲は山地・山脈を超えられず太平洋側は晴れという天気分布が普通です。 しかし、例外があります。 それが冬型の強いときです。 冬型が強いと雪雲は山地・山脈を楽々と越えて太平洋側にも流れ込みます。 たとえば名古屋は冬型が強いと若狭湾から雪雲が流れ込みます。 名古屋の北西(若狭湾)方向には高い山地・山脈がなくて、おまけに中間地点に琵琶湖があり水分補給が できるので雪雲は弱まりにくいです。 このため、北西風であれば関が原経由で名古屋にも雪雲が流れ込みます。 しかし、降雪帯が狭いため少しでも風向きが変わってしまえば雪雲の流れが変わり、雪は降りにくくなります。 今月16日は強い冬型でずっと北西風が続いたため、次々と若狭湾から雪雲が流れ込み11cmの積雪を 観測しました。 また、瀬戸内海や東シナ海でも雪雲が発生することがあり、愛媛県・香川県・鹿児島県などでも 雪の降ることがあります。 一方、日本海から距離の遠い関東地方南部などは殆ど雪が降ることはありません。 しかし、空を見上げていると雪雲のようなものが上空を通過して行くことがあります。(但し、雪を降らせることは殆どありません。) 今日は冬型にもかかわらず、現在千葉県や東京都では雨や霰(あられ)が降っています。 これもまた例外パターンでシアーラインによる降水です。 1枚目の画像は今日の上空1500m付近の相当温位を表したものですが、千葉県付近で相当温位線が 北に盛り上がっています。(赤線部分) これがシアーラインです。 シアーラインは風と風とぶつかり合いなのでシアーライン近傍では雨雲が発達しやすくなります。 千葉県内では雷が鳴ったり、霰が積もった場所があるとのこと。 これから気温が最も下がる時間帯なので雪に変わる可能性もあります。 この雨や霰は明日(25日)明け方までには止むところが多くなりそうです。 明日も冬型の気圧配置が続き、太平洋側では晴れるところが多くなりそうです。 但し、北海道太平洋側は例外で気圧の谷の影響を受けて雪が降りそうです。 |
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2011年01月24日
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