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現在、関東地方や東海地方を梅雨前線が通過しています。 雷を伴って激しい雨の降っているところがあります。 茨城県下妻で1時間に42.5mmの激しい雨が降ったほか、埼玉県越谷でも1時間に33.0mmの 激しい雨が降りました。 関東地方や東海地方の雨は今夜始め(午後9時ごろ)には止むところが多くなりそうです。 今夜始めまで落雷、突風、降ひょう、急な強い雨、河川の増水に注意が必要です。 ところで、雷にはいくつか種類があります。 雷は激しい上昇気流による積乱雲で発生するものですが、その上昇気流の成因の違いにより「熱雷」、 「界雷」、「熱界雷」、「渦雷」に分類されています。 ・「熱雷」とは夏の強い日差しを受けて地面付近が熱せられ、激しい上昇気流によって発生した 積乱雲による雷のことです。 蒸し暑く、風の弱い午後から夕方にかけて発生しやすいのです。 山岳部は地形が複雑で局地的に熱せられやすいので、平野部よりも熱雷が起こりやすいのです。 「山の天気は変わりやすい」とよく言いますね。 熱雷をもたらす積乱雲が影響を及ぼす範囲はさほど広くはなく局地的です(ゲリラ豪雨など) 夏場の夕立は熱雷ですね。 ・「界雷」とは暖かい空気の下に冷たい空気がもぐり込む前線付近で発生した積乱雲による雷の ことです。 前線雷とも呼ばれています。 界雷は前線付近で発生するため、季節や時間帯は関係なく、前線の通過により発生します。 暖気と寒気の気温差が大きいほど激しい上昇気流が起こるので、温暖前線通過時よりも寒冷前線通過時のほうが強い雷雨を伴うことが多いです。 熱雷に比べると界雷が影響を及ぼす範囲は広く、前線の移動に伴いかなり広い範囲に及ぶことが あります。 ・「熱界雷」とは暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込むことによって発生した積乱雲による雷の ことです。 熱雷と界雷の両方の特性を併せ持ちます。 熱界雷は主に梅雨に多く、停電や交通障害、浸水など大きな被害を及ぼすことがあります。 今回の雷は熱界雷ですね。 ・「渦雷」とは発達した低気圧や台風の中心付近で周囲から吹き込む気流が強い上昇気流により発生した 積乱雲の雷のことです。 低気圧雷とも呼ばれています。 渦雷は相対的に暖かく湿った空気が流れ込みやすい低気圧や台風の南東側で発生しやすいのです。 その他、遠方で発生した雷が雲に反射する「幕雷」があります。 幕雷は雷鳴を伴わず、上空が晴れていても確認できることがあります。 また、気象現象ではありませんが、火山灰や煙が吹き上がる際に摩擦で生じる「火山雷」もあります。 これからの季節は雷が多くなります。
近年でも毎年数人の方が落雷により亡くなっています。 屋外にいる際に・・・ ・黒い雲が接近してきた ・雷鳴が聞こえてきた ・急にヒンヤリ冷たい風が吹いてきた このようなことがあれば直ちに屋内に避難するようにしましょう。 |
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2011年05月22日
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