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(29日18時の雷雲の様子 青が弱い雷雲、ピンクが強い雷雲) 先月24日と29日に茨城南部を発達した雷雲が通過し、最大で直径1cmほどのひょうの降った 地域がありました。 筑西市、下妻市、土浦市、結城市、土浦市、古河市、石岡市でナシなどがひょうによる被害を受けて 被害総額は7万5000億円に及びました。 そして、中国広東省でもひょうによる被害が深刻で、今月1日に約3000ヘクタールの農作物や 経済作物が被害を受けたほか6100軒あまりの家屋が損壊しました。 今回は死者や負傷者はいなかったものの、先月17日にもひょうによる被害を受けて、このときは 死者17人で負傷者150人以上となりました。 日本では5月にひょうによる被害が最も多くなります。 この時期は地上付近は暖かいものの、上空には冬の名残で強い寒気が流れ込みます。 すると、地上付近と上空で温度差が大きくなり、ひょうを降らせる雷雲が発達しやすくなるのです。 ひょうとは直径5mm以上の氷の粒のことです。 真夏は雷雲が発達しても地上付近の気温が高いため、上空から降ってくる氷の粒は融けてしまいますが、 この時期の気温は氷の粒を融かすことなく地上に落下させます。 このため、5月にひょうによる被害が多いのです。 ひょうはものすごい速度で地上に落下し、大変危険です。 ビー玉大の直径1cmほどの大きさのもので時速50kmほどの速さで落下し、野球ボール大の直径7cmほどの大きさのもので時速140kmの速さで落下します。 傘を突き破ることもあり、傘は役に立ちません。 黒雲が接近してきたり、雷鳴が聞こえたら一刻も早く屋内に避難してください。 明日(4日)は東北南部から九州地方にかけては晴れて行楽日和となりそうです。 ただ、北海道から東北北部にかけてと沖縄・奄美はスッキリとはしません。 北海道から東北北部にかけては寒気を伴った低気圧が通過し、雨が降る見込みです。 北海道の内陸部では雪の降るところがありそうです。 低気圧通過時は大気の状態がやや不安定となり、局地的に雷を伴う恐れがあります。 落雷、突風、降ひょうに注意が必要です。 沖縄・奄美は梅雨空が続きます。
前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、局地的に雷を伴い 1時間に50mm前後の非常に激しい雨の降る恐れがあります。 |
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