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天気が回復しても千葉県の外房を中心に強い風が吹いています。 この風は今夜には収まる見込みです。 また、低気圧からのうねりが入り東北太平洋側や関東地方の外海ではしけの状態が続いています。 明日(1日)前半までしけの状態が続きそうです。 さて、オホーツク海方面に形成される寒気団としてオホーツク海高気圧があります。 日本近海のこの時期の海面水温は10℃以上ありますが、オホーツク海に限っては海面水温は 5℃ほどです。 この局地的な低温域が直上の下層空気を冷やして、そこに背の低い高気圧を形成します。 これがオホーツク海高気圧です。 東北太平洋側から関東地方にかけて冷たく湿った北東気流が吹いて、気温が低くなり雲が多目の天気と なります。 ただし、オホーツク海高気圧による北東気流は低層で吹くため山を越えることはできず影響が及ぶのは 太平洋側のみです。 実はオホーツク海高気圧はまれに悪さをもたらします。 上空の偏西風が何らかの理由で蛇行し、偏西風の高緯度側(北側)が切り離されてオホーツク海により 長く停滞する高気圧が形成されることがあります。 こうなると、東北太平洋側や関東地方にかけては低温や日照不足が長期間にわたって続き、米などの農作物が不作になることがあります。 北海道オホーツク海側や東北太平洋側から関東地方にかけて顕著な低温となり、多くのところ 最高・最低気温ともに4月上旬〜下旬並みとなりました。 北海道東部を中心にこの時期としては強い冷え込みとなり、釧路地方弟子屈で−1.5℃まで 下がったほか16地点で0℃を下回りました。 この顕著な低温の原因はやはりオホーツク海高気圧です。 この時間、北海道東部や東北太平洋側から関東地方にかけての多くのところで北よりの 風が吹いています。 明日もオホーツク海高気圧が停滞します。 東北太平洋側から関東地方にかけては日中も20℃を下回り、北海道東部では10℃を 下回る見込みです。 東北太平洋側から関東地方にかけては日差しが殆どないので、体感温度は低めです。 明日は衣替えですが、まだ上着があったほうが良さそうです。 北海道では朝は霜の降りる恐れがあり、農作物の管理に注意が必要です。 また、北海道東部では昼前まで濃い霧の発生する恐れがあり、濃い霧による交通障害に注意が必要です。 ただし、今回のオホーツク海高気圧は長くは停滞しません。
2(木)になると高気圧は南に移動し、3(金)以降はこの時期らしい気温となる日が 多くなる見込みです。 |
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2011年05月31日
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