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今日(2日)は雑節のひとつである「半夏生」です。 半夏生は視黄経が100度になる日でだいたい7月1日か 7月2日です。 なお、雑節とは二十四節気・五節句などの暦日のほかに、 季節の移り変わりをより適確に掴むために設けられた 特別な暦日のことです。 半夏生の半夏は「烏柄杓(からすびしゃく)」という 薬草のことで6月に鞘をつけます。 半夏の生える時期を指して半夏生と呼ぶのでは ないかとも考えられています。 ちなみに、烏柄杓は嘔吐やつわりなどの症状に対し 改善目的で利用されます。 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/karasubishaku.html また、半夏に似た名前の「半夏生」の毒草も存在しますが、 半夏とはまったく別の種類の植物です。 こちらは化粧を施したような真っ白な花が咲くため、 「半化粧」と呼ばれ、それが変化し半夏生になったのでは ないかという説があります。 http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm323.htm 半夏生の日には「毒の雨が降る」という言い伝えがあります。 もちろん本当に毒を含んだ雨が降るわけではありません。 7月上旬にもなると梅雨は末期で、集中豪雨に見舞われる ことが多くなります。 かつては井戸水が飲料水とされていて、大雨により水質が 変わりやすいので、食中毒を招きやすかったのです。 このことから 「半夏生の頃には井戸に蓋をしろ」 「半夏生の水は妊産婦に飲ませるな」 などと言われていました。 農家では半夏生までに田植えを済ませ、半夏生以降は どんなに天候不順な年でも田植えをしないようにしていました。 最近の気象統計をみると、梅雨末期の集中豪雨は 全集中豪雨の50〜60%に達しています。 冬至には「かぼちゃ」を食べるように半夏生にも 何かを食べるというという風習があります。 しかし、何を食べるかは地域によって様々です。 たとえば、香川県ではうどん、関西地方ではタコ、 福井県大野市ではサバを食べる風習があるそうです。 梅雨の主役である梅雨前線は大陸にスタンバイ中で、 太平洋高気圧はやや後退気味。 明日(3日)は西日本から東北地方にかけて 高気圧の縁辺の暖湿流が流れ込み所々で激しい雨が降る見込みです。 局地的には非常に激しい雨の降る恐れがあります。 週明けは梅雨前線が日本海まで進み、前線に向かって
高暖湿流(850hPa345K以上)が流れ込み前線の活動が活発化。 「毒の雨」が降るかもしれません。 |
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