気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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気温と虫の声

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まだまだ厳しい残暑が続いています。
きょう(10日)は東北南部から沖縄地方では
おおむね30℃を超えました。

しかし、近所ではセミの鳴き声があまり聞こえなくなりました。
セミに代わって秋の虫たちに主役が移りつつあります。

虫は変温動物であるため、気温が変化すると
体温が変わり、鳴き声も変わります。

たとえば、コオロギは左右の羽をこすり合わせて
音を出しますが、気温が高いほど羽の動きが
活発になり、鳴き声のテンポが速くなります。
逆に気温が低いと羽の動きが鈍くなり、
鳴き声のテンポが遅くなります。

ある海外の学者がコオロギの鳴く回数と
気温の関係を調べ、以下の式を導き出しました。
(コオロギが15秒間で鳴く回数+8)×5÷9=気温
これにあてはめてみると気温20℃のときコオロギが
15秒間で鳴く回数は28回となります。
また、30℃のときは15秒間で46回鳴くことになります。
15秒間で46回というのは相当速いテンポです。

気温が15℃を下回るとコオロギは鳴かなくなります。
ですから、秋が深まると夜間は鳴かず昼間だけ鳴くようになるのです。

ちなみにコオロギにはいくつか種類があります。

東北南部〜九州地方にかけて生息する
ハラオカメコオロギの鳴き声は
「リリリリ リリリリ リリリリ」
北海道から九州地方にかけて生息する
ツヅレサセコオロギの鳴き声は
「リィリィリィリィ」
東北南部〜九州地方にかけて生息する
モリオカメコオロギの鳴き声は
「リ リ リ リ リ」
関東地方〜沖縄地方にかけて生息する
コダカコオロギの鳴き声は
「ビー ビー ビー ビー」
なんだそうです。

虫の声を聞くのは初秋の楽しみなのですね。

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