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"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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金環日食特集

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金環日食まであと2日となりました。
そういうわけできょうは金環日食特集としましょう。

まず、最初に金環日食とは何なのか。
そもそも日食とは月が太陽の前を横切るために、
太陽の一部(または全部)が隠される現象です。
その時、欠け方に違いがあり、見かけの大きさが太陽のほうが
若干月よりも大きいため、月のまわりから太陽がはみ出して見えると
金環日食となります。
ちなみに、太陽が全部隠されると皆既日食、
太陽の一部だけが隠されると部分日食となります。

今回の金環日食では太陽の9割以上が欠けます。
こうなると、夜のように暗くなりそうな気もしますが、
実際は暗くなりません。
太陽の光はとても強く、完全に隠されない限りは
空を明るく照らしてしまうのです。
ですから、食の最大時も若干暗くなる程度ですね。
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今回の金環日食は全国で見られるわけではありません。
上図の通り九州南部・四国地方の大部分・紀伊半島から
関東地方にかけてで観測可能です。
各地の欠け始めや食の最大などについては
国立天文台のHPで確認できます。↓
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/koyomix/eclipsex_s.html
本州で金環日食が観測できるのは173年ぶりで、
こんなに広い範囲で観測できるのは932年ぶりです。
932年前というと平安時代ですね。
一方、北海道・東北・北陸地方や神戸から九州北部にかけては
金環日食ではなく部分日食となりそう。
でも、見る価値は大いにありますよ。

金環日食や部分日食を観察するにあたって注意する点があります。

1、肉眼で直接見てはいけない
これは絶対にやってはいけない行為です
もし、直接肉眼で見ると視力低下や最悪の場合は失明に至ります。
日食によって生じる病気は日食網膜症と呼ばれており、
日食時に必ずと言っていいほど発生しています。
日食を観察するには日食グラスや太陽投影板が必須です。

間接的なら良いのかというとそうでもありません。

2、望遠鏡や双眼鏡でのぞいて観察しない
このような行為は自分の目を強力な虫眼鏡で焼くのと一緒です。
だったら、日食グラスを通せば大丈夫ではないのかと思うかもしれませんが、
日食グラスのフィルターが融け落ちてしまう可能性があり、大変危険です。

3、専用の日食グラス以外のもので見ない
一般のゴーグルやサングラスは紫外線カットの加工を施してありますが、
あくまでも雪面や地面での反射光への対処で、太陽の直接光は
想定されていないので、危険です。

以上のことを守りながら「世紀の天体ショー」を楽しみましょう。

さて、問題はあさって(日食当日)の天気です。
南に前線がありますが、これが本州にかかることはなさそうです。
ただし、伊豆諸島と沖縄はこの前線の影響で雨が降りやすくなりそうです。
その他北日本から西日本の太平洋側の地域もきょうのような
晴天とはいかず雲が多め。
特に東日本太平洋側を中心に湿った東風の影響で
厚い下層雲の広がる可能性あり。
薄曇り程度なら観測可能ですが、厚い雲が広がってしまうと
さすがに観測不可能です。
今のところ観測できるチャンス大なのが東北日本海側と北陸・山陰地方。
こちらでは東西に連なる高圧帯に覆われ晴れそうです。

2か月前に日食グラスを購入して5月21日を楽しみに待っていました。
どうか晴れますように。












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