|
きのうもちらっと書きましたが、元台風の温帯低気圧に 向かって流れ込む暖かく湿った空気がさまざまな影響を 及ぼしています。 きのうは北海道から北陸地方にかけては 酷暑という言葉がぴったりの1日に。 中条(新潟)では37.5℃と体温を上回る 猛烈な暑さとなりました。 きょうはフェーン現象も収まって、きのうに 比べ各地最高気温は3〜5℃低くなりそうですが、 それでもこの時期にしては高いことに変わりありません。 そして暖かく湿った空気からは雨が落ちてきます。 きのうたくさん落ちてきたのは近畿地方。 揖斐川(岐阜)では1時間に78.5ミリの 非常に激しい雨を観測しました。 東海道新幹線は米原に設置された雨量計が 規制値に達したため、1時間ほど運転を 見合わせたようです。 この時間、大雨の範囲はさらに東に移って 関東地方や静岡県になっています。 関東地方や静岡県ではこれから通勤・通学の時間帯に かけて雷を伴った非常に激しい雨の降る恐れがあります。 場合によっては道路が冠水するかもしれません。 関東地方は昼頃になると天気が回復する見込みですが、 雨雲は北日本へ広がり、夕方は広く雨や雷雨となるでしょう。 多くの所で大雨に悩まされているなか 利根川上流では少雨に悩まされています。 群馬県山沿いにも雨雲がかかることはあるのですが、 短時間かつ局地的で貯水率の回復にはつながっていません。 利根川水系最大のダムである八木沢ダムの貯水率は わずか8パーセント。 相変わらず深刻な状況で、しばらくは節水を心掛けましょう。 一般に台風の雨が日本国内にもたらす水の量は 普通100〜200億トン、多いもので300〜600億トンと言われています。 日本の生活用水は年間約150億トン、工業用水は約120億トンと 言われていますので、一つの大きな台風が来ると、 生活や工業用水のほぼ1年分の水を満たすことになります。 台風は甚大な被害を与え決して良いものではないですが、時として恩恵を もたらすこともあります。 台風はまさに「空の給水車」といったところです。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年09月19日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]


