気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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東日本大震災からきょうで2年が経ちました。
ちょうど2年前の今頃は東北太平洋沿岸を
津波が襲い、「無情の雪」も激しく降っている
様子が各テレビ局より生中継されていました。
その光景は今も忘れることができません。
震災犠牲者のご冥福をお祈りするとともに
被災地の一刻も早い復興を願っています。

イメージ 2


さて、東日本大震災を教訓に
今月7日に新しくなったのが津波情報。

東日本大震災では地震発生3分後に
発表した津波情報の第1報において
実際に観測された津波の高さを大きく下回る
高さが発表されました。
時間が経つにつれ予想される津波の高さは
上げられてはいったのですが、
すでに多くの人々に第1報の予測値が伝わってしまい
その結果避難の遅れにつながった例もありました。

そこで、気象庁は地震の規模がすぐに分からない巨大地震が
発生した場合には当該海域で想定される最大の地震規模を
適用して、それを基に第1報では数値を使わずに
「巨大」や「高い」といった表現を用いることにしました。
こうすることで通常の地震とは異なる非常事態で
あることが伝わりやすくなります。
もちろん、過大すぎる可能性もあるわけですが、
そういうことはあまり考えずに発表されたら
とにかく高台などに避難してください。

第1報後、地震の規模の精度がよく求められた時点で
具体的な数値で高さを発表するのですが、
これまでの8段階ではなく5段階に改めて誤差なども
踏まえて幅をもたせるようにしました。

津波警報・注意報の分類と津波の高さ予想等は以下のとおり↓
イメージ 1

そしておととし紀伊半島を襲った台風12号などを踏まえて
この秋から気象情報も新しくなります。
これまで注意報は「災害の恐れがある時」、
警報は「重大な災害の恐れがある時」に出されていました。
ここまでは従来通りなのですが、
この秋から警報の上に「特別警報」が追加されます。
「特別警報」は大雨、暴風、津波、噴火といった
災害全般が対象で、数十年に一度しかないような
「重大な災害の恐れが著しく大きい時」に出されます。

東日本大震災はもちろんのこと
紀伊半島豪雨など気象災害も忘れてはなりません。
死者や負傷者が出たことに変わりはないのですから。


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