|
きのうも東北〜西日本にかけては猛烈な暑さに。 甲府市と四万十市では2日連続の40℃超え。 猛暑日地点数は297にも及びました。 きょうはアメダス地点で40℃を超える可能性は低いものの、 引き続き体温並みの暑さとなるでしょう。
なお、ここで「アメダス地点では」と限定的な書き方をしたのは、 露場と街中とで気温がだいぶ異なるためです。
露場が35℃を超えていたら街中は確実に40℃を超えています。 ですから、きょうもきのうと暑さは ほとんど変わらないと考えておいたほうが良いでしょう。
さて、このような連日の厳しい暑さと戦う私たちに 天からのご褒美があります。
今夜から13日明け方にかけて
ペルセウス座流星群がピークを迎えるのです。
毎年8月12日頃にピークを迎える流星群として有名ですが、 そもそもなぜ毎年特定の時期になると現れるのでしょうか?
流れ星の素は彗星がまき散らす塵であると考えられています。 彗星も地球も太陽のまわりを ある決まった周期でまわっていますから、
彗星の軌道と地球の軌道が交わっていれば、
その時期も毎年同じはずです。
彗星の軌道と地球の軌道と交わるというのは 地球が流れ星の素がたくさんある場所に
飛び込むのと同じことでして、
地球ではたくさんの流れ星が観測できるわけです。
また、地球からでは星空のある一点(放射点とも言います)から 流れ星が飛び出すように見え、
一般には放射点のある星座の名前をとって
「○○座流星群」と呼んでいます。
ペルセウス座流星群の場合は、 毎年8月12日頃にスイフト・タットル彗星が
まき散らした塵の中に飛び込んで、
ペルセウス座γ星付近を放射点とします。
今年は最高の条件で観測できそうです。 特に観測に適した以下の3つの条件が そろう13日午前3時頃が狙い目でしょう。
1 流星群の活動が最も活発になる(ピークの中のさらにピーク) 2 放射点の高度が高い →放射点が地平線付近にあると、
塵が大気に斜めに飛び込むため、流れ星が少なくなる
3 月明かりがまったくない
→月が昇っていると月明かりで空全体が明るくなってしまい、 暗い流れ星は見えなくなる
山の中など光害がない所では1時間に60個程度は見られるでしょう。 ただ、ここまで条件が良くても星空そのものが見えなければ意味がありません。 そこで13日未明の天気分布をもとに 北海道〜南西諸島を「難しそう」「チャンスあり」「ハッキリ見える」に分けてみました。
・難しそうな地域 北海道、東北日本海側、先島諸島 厚い雲に覆われるでしょう。 北海道東部や先島諸島では雨の降る所もある見込みです。 ・チャンスありの地域 東北太平洋側、北陸、関東甲信 天気分布予報では曇りとなっていますが、さほど雲は分厚くありません。 雲の切れ間から見られる可能性はあるでしょう。 ただ、地域によって雲が切れていたりそうでなかったりするので、 現時点では、なってみてからでないと分からない状況です。
・はっきり見える地域 東海、西日本、奄美、沖縄本島 少し雲の出る所があるかもしれませんが、 影響はほとんどないでしょう。
光害がなければ満天の星空の下で観測できそうです。 最後に観測のポイントをいくつか。 ○肉眼で行ってください。 望遠鏡や双眼鏡を使うと視野を狭めてしまいます。 ○寝そべったほうが楽 立っていると空を見上げる必要があるので、首を痛めてしまいます。 レジャーシートなどを敷いて寝そべるととても楽です。 この時、場所には注意してくださいね。 人や車の往来がある道端などは大変危険です。 ○虫除け、熱中症対策を 関東から西では概ね今夜も25℃以上の熱帯夜。 熱中症の恐れがないわけではないですから、 手元に冷たいドリンクがあると良いでしょう。
今年ほど良い条件がそろうことはなかなかありません。 星に興味のある方も、そうでない方もぜひ星空を見上げてみてください。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2013年08月12日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



