|
いよいよ気象の世界でも春がスタート。
春初日のきょうは各地かなり春めいた陽気になります。 春の陽気をもたらす原因は日本海低気圧。 この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、 各地気温が上がるのです。
日中は関東から西では17℃前後、東北地方でも10℃前後まで上がる見込み。
こんな陽気になっちゃって一体寒気はどこへ行ったの? などと思われるかもしれませんが、きちんとすぐそこにいますよ。
寒冷前線後面にです。 低気圧周辺では暖気移流と寒気移流がともにかなり顕著になっています。 よって、温度差により低気圧は急速に発達します。 低気圧の中心気圧は きのう21時の時点で1010hPaに対し、
きょう21時には988hPa。
24時間で22hPaも下がって、 まさに爆弾低気圧と呼べるでしょう。
関東から西の太平洋側を中心に 午後は次第に南風が強まります。
関東地方など春一番が観測されるかもしれません。 また、寒冷前線の活動もかなり活発で 東海から西では雷を伴って雨が激しく降る恐れ。
寒冷前線の影響をあまり受けない関東地方も 今回ばかりは広く雨(降り出しは夜から)。
南部では本降りになる時間帯もあるでしょう。 850hPa0℃のラインは津軽海峡まで北上します。 よって、東北以南では標高の高い所を含め雨となるでしょう。 国内最高積雪を更新した青森県の酸ヶ湯周辺も 雪ではなく雨になりそうです。
ただ、こうなると多雪地で心配されるのが雪崩。 北日本や北陸地方の山沿いを中心に平年の2倍以上の積雪で ただでさえいつ雪崩が起きてもおかしくない状況なのにここに
さらに雨や暖かさがプラスされるわけですから、
雪崩が一層起こりやすくなるのは容易に想像がつくでしょう。
とにかく斜面には近寄らない、これが大原則です。 北海道は基本的に雪主体ですが、 気温が高めのためかなり水分を含んだ重たい雪。
道南地域では雨となる所もある見込みです。 先に書いた暖気移流や寒気移流が顕著であるを 言い換えれば極端な暖かさのあとは極端な寒さが
やってくるということにもなります。
例えば、金沢の時系列予報をご覧ください。 金沢では日中4月並みの暖かさとなって雨となるものの、 夜になると気温が急降下し明け方から雪が降り出す予想になっています。
このように山陰から北の日本海側の雨はあすになると雪に変わる見込みです。 特に発達した低気圧に近い北海道や東北日本海側では 瞬間的に40メートル前後の突風が吹いて猛ふぶきの恐れがあります。 春の嵐の嵐が終わっても安心せず次は冬の嵐に要警戒です。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2013年03月01日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



