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季節の変わり目には前線停滞などによる
曇天や長雨がつきものです。
春と夏の間にある「梅雨」はあまりにも有名ですが、 性質の違う空気がぶつかり合えば前線は発生するので、
春と夏の間や夏と秋の間、秋と冬の間にも
それぞれ曇天や長雨があります。
そのうち冬と春の間の曇天や長雨を ちょうど菜の花が盛りの頃にあたることから、
「菜種梅雨」と呼んだりします。
花が咲くキッカケになることもあることから、 「催花雨」と呼ぶこともあります。
ここ最近は各地で菜種梅雨傾向です。 前5日間の日照時間は関東から西の太平洋側で 平年を大きく下回っています。
関東南部や伊豆諸島、南西諸島を中心に 10時間未満の地点が多く、
なかでも与那国島にいたっては1.9時間しかありません。
前10日間の降水量は北日本から西日本で 平年を下回っていますが、
南西諸島は2〜6倍と多雨傾向になっています。
きょうも北日本を含め雲が多めながら 日差しの出る地域が多くなります。
ただ、一部例外も・・・ 南西諸島では未明から明け方にかけて 石垣島で1時間に68ミリなど滝のような雨の
降った所もありピークは超えたものの、
引き続き昼過ぎにかけて雨の降りやすい状態が続くでしょう。
また、関東地方も夕方以降は所々で雨の降る可能性があります。 降ったとしても量は多くなく一時的ではありますが、 夜桜見物の際には雨具があると安心でしょう。
ここから先はやや余談となりますが、
菜種梅雨も梅雨と同様に活発・不活発があります。
たとえば、1992年の春は大変活発でした。
この年は3月下旬から4月中旬にかけて東京では
曇りや雨の日ばかりで晴れの日はほぼ皆無でした。
しばしば雷が鳴り、3月の終わりには強い寒の戻りもあって
4回ほど雪が降りました。
菜種梅雨はまれに春の雪と真冬並みの寒さを
もたらすことがあり注意が必要です。
今年は暖気が異常に強く寒気が弱いので事なきを得て
いますが、もう少し寒気も強かったら関東地方など
まとまった雪に見舞われることもあり得たかもしれません。
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2013年03月29日
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