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「上空には強い寒気が・・・」
一体このようなフレーズを 何度聞いたことでしょうか。 この冬はとにかく寒いことが印象的でしたね。 少し振り返ってみましょう。 ◆この冬の特徴 ○北日本から西日本にかけて低温 記録的な強さの寒気も襲来し、 気温が平年を下回る日が多くなりました。 気温偏差は 北日本で−1.2℃ 東日本で−0.9℃ 西日本で−0.8℃ となりました。 ○北日本から西日本にかけて降水量が多かった 冬型の気圧配置の日が多く、 北日本から西日本の日本海側では降水量が多く、 日照時間が少なくなりました。 ただ、その反面2月になると低気圧が 数日周期で通過するようになり北日本太平洋側、 西日本太平洋側も降水量が多くなりました。 ○北日本日本海側の所々で記録的積雪 大雪をもたらすような強い寒気が 北日本にたびたび流れ込み、 さらに気温の低い状態が続いたので 積雪は上積みされていきました。 その結果、北日本日本海側を中心に アメダス12地点で過去最高積雪に。 このように南西諸島を除いて 北日本〜西日本まで寒冬となりました。 寒冬となるのは北・東日本では2年連続、 西日本では3年連続のことです。 実はこうして広い範囲で寒冬が連続するのは 近年としては非常に珍しいことなのです。 1946年以降で 2年以上連続して広い範囲で寒冬となった期間は 1946〜48年 1956・57年 1961〜63年 1967・68年 1970・71年 1974・75年 1980・81年 1984〜86年 以上の8回。 こう書き並べてみると昭和は2〜5年おきで 寒冬が連続する期間があり、あまり珍しくないことがわかります。 しかし、平成に入って暖冬傾向が続き、 寒冬の年自体もかなり減少。 寒冬となっても1年こっきりで終わってしまい 連続することなどありませんでした。 つまり、2012・13年と寒冬が連続したのは 平成になって初のことなのです。 冬が寒くなりやすい傾向がある原因として 言われてきているのが偏西風の蛇行。 インドネシア周辺の活発な対流活動により 偏西風は押し上げられて日本付近で南へ 蛇行する、そして寒気が流れ込みやすくなっているのです。 ただ、この対流活動が活発な状態は そろそろ終息するものとみられ、来年は寒冬続きにも 終止符が打たれそうな気もしますがどうでしょう? |
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