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この時間、栃木県から福島県を中心に 寒気トラフに伴う降水域がかかっています。 奥日光では本格的な雪となり、 積雪は21センチに達しました。 奥日光のような標高が1000メートルを 越える高い山で雪が降るのはまだ納得のいく話ですが・・・ 実は栃木県では宇都宮など 市街地も含めて雨ではなく雪が降っています。 宇都宮では1時間半ほど前より雨から 次第に雪へと変わり所々でうっすらと 積雪も始まっているようです。 では、一体なぜ雪になったのか。 周辺地域(茨城・埼玉・群馬南部)に比べ 著しく気温が低いことより、上空の寒気が 長時間にわたってしっかりと降り続いた雨により引きずり 下ろされて地上付近を冷やしていると考えられます。 そのため、毎時1〜1.5℃ペースで気温は急降下し 午前1時現在の気温は1.4℃なっています。 きょう(11日)の予想最低気温は4℃となっているので、 気象台もこれほどの気温低下は予想できていません。 雪予報は出ていませんし、そもそも4月の中旬ですから なおさら驚かれた方も多いことでしょう。 でも、実は関東平野では過去にも 4月に雪の降ったことが意外に多くあります。 たとえば、記憶に新しいところですと 2010年の4月17日。 宇都宮で1センチの積雪を観測したほか 東京都心など関東南部でも所々でうっすら 積雪しました。 4月としては記録的な大雪になったこともあります。 かなり昔となりますが、1908年4月9日は 前橋で29センチ、東京で20センチの積雪を観測。 この前橋の記録は未だに観測史上第8位の記録です。 また、1969年4月17日は前橋で9センチ、 東京都心で2センチの積雪を観測しました。 さらに、比較的最近では1988年4月8日に東京で9センチ、 横浜で7センチの積雪を観測しました。 この東京の9センチというのは大雪によるスリップ事故などが 相次いだ今年の1月14日の量に匹敵します。 このように関東平野では桜が散ったころに 不意をついたように季節はずれの雪に 見舞われることがしばしばあります。 春一番が吹き、お花見を済ませたあとでも 「万が一」という可能性が残っているのです。 さて、きょうも引き続き寒気の影響で 全国的に不安定な1日です。 日本海側では雨や雪が降りやすく 雷を伴う可能性があります。 平地でも北海道や東北北部は雪主体で、 北陸から山陰地方にかけても雪が混じるかもしれません。 太平洋側も上空と地上の気温差が45℃程度ありますから どこで対流雲が発生してもおかしくはない状況で 午後は所々にわか雨や雷雨となるでしょう。 |
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2013年04月11日
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