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寒気が南下しているところに南岸低気圧の パターンはこの冬幾度となくありましたが、 まさかGw間近になって復活するとは... 昨夜から今朝にかけて東日本や北日本では 広く冷たい雨となり内陸部や標高の高い所では 雪となりました。 なかには4月下旬としては記録的な積雪となった所も。 ◇各地の最深積雪 奥日光 23センチ 那須 16センチ 長野・松本 4センチ 福島 3センチ 仙台 1センチ 那須の積雪は4月としては単独3位の記録。 仙台で4月後半になって1センチ以上の積雪を 観測するのは1984年4月19日以来のこと。 長野で4月下旬になって積雪1センチ以上を 観測するのは1961年の統計開始以来初のこと。 一方、関東平野は予想より気温の 下がり方が急ではあったものの、 雪に変わるまでには至りませんでした。 でも、今回の場合もしかすると一歩間違えれば 大変な事態になっていたかもしれません。 というのも、関東平野のすぐそこまで 雪を降らす強い寒気がやってきていたためです。 舘野(茨城)と輪島(石川)における きょう午前9時の上空1500メートル 付近の気温を比べてみます。 輪島・・・−5.5℃(2010年4月17日より3℃低い) 舘野・・・2.2℃ このように北陸付近にまで 強い寒気がやってきていたことが 分かります。 では、一体何が寒気の南下を 妨げたのかというと、おそらくは 南岸低気圧でしょう。 きょう午前6時の天気図を見て 分かるとおり今回は少し特殊なパターンで 低気圧が1つではなくて2つ(関東の東海上と東海道沖)。 しかもいずれも陸地に近い所を通過しているので 上空に暖気が入りやすくなったと考えられます。 もし、この冬何度もあったような低気圧単体で 八丈島付近を通過していたのならもう少し 寒気は南下して関東平野でも最も遅い降雪となり、 場合によっては所々で積雪していたかもしれません。 本当に危ないところでした。 さて、低気圧は三陸沖を北上しており 北海道太平洋側に降水の中心が移ってきています。 北海道太平洋側ではこんや日付が変わる頃までは 湿った雪(一部は雨)が降りやすく、積雪となる所もあるでしょう。 一方、西からは高気圧が張り出してきており、 東北から沖縄にかけては天気は回復傾向。 ただ、こうなるとあすの朝は放射冷却現象が効いて 霜が降りやすくなります。 現在、北海道と沖縄を除く都府県に霜注意報が 発表されており、農作物の管理等に注意が必要です。 |
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2013年04月21日
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