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きのうの明け方、静岡県浜松市天竜区にある茶畑の斜面が 幅80メートル、高さ90メートルにわたって崩れ落ちました。
崩れた土砂の量はおよそ5万立方メートルと推定されています。 ただ、これだけ規模が大きかったにもかかわらず、 死者が出ているなどという情報は今のところありません。
人の住んでいない場所、かつ明け方であったことが不幸中の幸いでした。 では、一体なぜ土砂崩れは発生したのか? 現場付近では週末に雨がシトシト降っていたはものの、 直接土砂災害に結びつくような大雨ではありません。
しかし、現地調査によれば、もともと風化により 表層がもろくなっていたそうです。
もし、このように風化が原因なのであれば、 少しの雨で土砂崩れが起こるのも納得です。
そして実は、きのう土砂崩れが起きたのは浜松市だけではありません。 奄美大島宇検村でも比較的規模が大きめの土砂崩れが起きました。 ただ、こちらの場合はここ数日まとまった雨が降っていないのと 現場が工事現場ということから考えると、
人為的ミスの可能性もありそうです。
原因が何にせよ、少しでも雨が降ったら土砂災害の恐れ。 きのうの土砂崩れ現場付近、 それに強い地震が起きた三宅島や淡路島では
特に土砂災害に対する警戒をお願いします。
また、その他の地域も長い時間にわたって 雨が激しく降り続くようなら土砂災害の恐れが
出てきますから注意してください。
なお、気象庁が土壌雨量指数を求めるのに用いる
「タンクモデル」は、全国一律のバラメーターが用いられており、
個々の斜面における風化等は考慮されていません。
そのため、今回のように危険性を事前に呼び掛けることが
困難な場合もあります。
たとえ、「土砂災害警戒情報」が発表されていなくても
・斜面に亀裂が入る
・斜面から異常な音や地鳴りが聞こえる
・土臭い
などの異常がみられたら直ちに安全な場所への
避難に努めてください。
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2013年04月24日
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