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同地点における1日の最高気温と最低気温の差を「日較差」と呼んだりします。 内陸部ではこの時期、日較差が大きくなりがちなのですが、 きのうはあまりにも極端でした。
きのうの日較差は長野県内や岐阜県内などで概ね20℃超え。 そのなかでも特に冷え込みが厳しいかつ 日較差が大きくなった地点をピックアップしてみました。
(最低・最高・日較差の順) 立科(長野) −2.9℃ 23.5℃ 約27℃ 松本空港(長野) −1.3℃ 24.2℃ 約25℃ 神岡(岐阜) 0.0℃ 25.0℃ 25℃ 白川(岐阜) 0.8℃ 23.8℃ 23℃ 野辺山(長野) −4.9℃ 18.3℃ 約23℃ などなど・・・ もうあと少し最高気温が高かったり 最低気温が低かったりすれば、
夏日と冬日を同日に記録するところでした(岐阜県神岡はほぼ同然かも)。
いくら暖まりやすく冷めやすい性質の強い内陸部だとはいえ、 ここまで日較差が大きくなることはなかなかありません。
では、一体なぜここまで極端な日較差になったのか? それは、気圧配置が深く関わっています。 きのうの明け方まで本州は高気圧に覆われて 穏やかに晴れていたことにより放射冷却現象が強まり、
内陸部を中心に厳しい冷え込みでした。
ところが、大陸から低気圧が進んで来るにつれて 暖かく湿った空気が流れ込み、
それが山を超えるフェーン現象が起きて
気温はぐんぐん上昇していきました。
このように気圧配置の変化が大きな日較差を生んだのです。 今回は夏日と冬日の同日記録はなかったわけですが、 過去にはいくつか同日記録の例があります。
たとえば・・・ 中徹別(北海道釧路地方) −2.7℃ 27.6℃(2008年5月1日) 東由利(秋田) −2.4℃ 25.0℃(2004年4月18日) 宇目(大分) −1.4℃ 25.3℃(2005年4月5日) などなど・・・ 服装調節がとても大変そうですね。 いずれもまだ暑さに慣れていない時期に夏日を記録しているので、 もしかしたら1日のうちに冷房と暖房の両方を使った人がいるかも。
ちなみに、アメダス地点において 最も日較差が大きかったのは2007年2月5日に
観測された菅平(長野)の31.5℃(−20.3⇒11.2℃)とされています。
さて、きょうは日本列島を寒冷前線が通過中。 前線通過後はぐっと冷え込むので、 帰りの遅い方は上着があった方が良さそうです。
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2013年04月30日
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