気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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嵐過ぎても潜む危険

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日本海側と太平洋側にあった低気圧は
北海道付近で一体化してひとつの低気圧となりました。
とはいっても、低気圧はすでに閉塞期に入っており、
発達のピークは超えつつあります。

今回の低気圧は昨年4月の爆弾低気圧と
発達の仕方等がよく似ていることからテレビの報道等で
たびたび比較されてきましたが、決定的な違いは
オホーツク海での発達がないことなんです。
昨年4月4日ときょう正午の天気図を比べてみると、
それが一目瞭然ですね。

この低気圧の勢力の違いが
天候の違いを生み出しています。
昨年の場合は日本海を猛烈には発達しながら
通過したためその分寒気移流も強く北日本を
中心に真冬並みの強い寒気が入りました。
それにより北日本と北陸地方で降っていた雨は
次第に雪へ変わり猛ふぶきとなった所も。

一方、今回の場合はそこまで寒気移流は
強くなくて雪に変わる地域は多くありませんし、
風も昨年の強さまでには至っていません。

しかし、それでも油断は禁物でして・・・
瞬間的に30メートルを越える猛烈な風が
北日本の所々で吹いており、海は大しけとなっています。
このような状態はこんやにかけて続く見込みで、
引き続き暴風や高波に警戒が必要です。

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そして暖かい時ならではの災害といえば「なだれ」と「融雪」。
多雪地帯でもここ数日の気温上昇と降雨により
1日に10〜20センチペースで積雪が減っており
なだれが起きやすくなっています。
15時30分現在、北日本と北陸地方の山沿い地域に
なだれ注意報が発表されています。
ほんとにいつ起きてもおかしくない状況なので、
雪の多い斜面にはなるべく近寄らないようにしましょう。

また、山の雪解け水は時に川に大量に流れ込んで
川の水位を上昇させることもあります。
北海道や東北地方の一部の川には
「はん濫警戒情報」や「はん濫注意情報」が
発表されています。
雪の多い地域だけで起こるなだれとは違って
融雪災害は雪の比較的少ない市街地などでも
起こりうるので注意しましょう。
http://www.jma.go.jp/jp/flood/

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