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23日午後、岡山県矢掛町の河川敷でイベント会場のテントが 突風により舞い上がって、近くにいた9人が重軽傷を負う 事故がありました。 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140324-00000003-ann-soci ここで考えたいのは、なぜ突風が起きたのかということ。 一口で突風といっても、種類は様々。 その代表的なものとしては 竜巻、ガストフロント、ダウンバーストなどがあります。 ガストフロント・・・積乱雲の冷たい下降気流が周囲の暖かい空気と 衝突して形成される上昇気流を伴った小規模な前線で、 激しい突風をもたらすことから、突風前線とも呼ばれる ダウンバースト・・・積乱雲の底から爆発的に吹き下ろす気流で、 これが地表に達することにより四方に猛烈な風をもたらす しかし、もうお分かりの通り、これらはいずれも 発達した積乱雲が要因なのです。 事故当時、岡山県は高気圧に覆われて穏やかに晴れており、 積乱雲が発生するような状況ではありませんでした。 だとすると、単なる強風か? これも考えにくいのではないでしょうか。 当時、周囲のアメダスでも平均5.0メートル以下の弱い風で、 強風注意報は発表されていませんでした。 仮に強風が原因だとすると、テントが高く舞い上がる というようなことはないはずです。 となると、一番有力なのは、塵旋風でしょう。 これは、竜巻などとは大きく異なり日射を要因とします。 強い日射で気温が上昇することによって、 局地的な上昇気流が生まれ、渦が形成されるのです。 竜巻・突風大国のアメリカでは「ダストデビル」などと 呼ばれているそうです。 確かに、何の前触れもなく突如発生するのは 非常に怖いですよね・・・ 悪魔みたいな存在かもしれませんね。 突風が発生したのは午後1時で、 気温が最も高くなる時間でした。 しかも、「竜巻のような白い渦が近づいてきた」という 目撃談もありますから、塵旋風でほぼ間違いないと思われます。 気温が上がる、これからの時期は 突如発生する強い風には注意が必要です。 たとえ晴れていても・・・ またもちろん、積乱雲を要因とする突風も これからは次第に増えてきます。 天気は、暖かくなるほど実は荒れるんですね。 さて、あすは西から天気が下り坂。 暖かく湿った空気が流れ込む西日本は 雷を伴った激しい雨に注意が必要です。 関東や東北も午後は次第に雨が降りやすくなりますが、 こちらは激しく降るようなことはないでしょう。 |
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2014年03月25日
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