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きょう午前、北陸地方と東北南部、東北北部で梅雨明けの発表がありました。 日本付近は広く高気圧に覆われており、各地夏空が広がっています。 ただ、夏空は夏空でも暑さの質に変化が。 きのうまではジメッとした不快な暑さでしたが、きょうは比較的カラッとした快適な暑さになっています。 こうした変化のワケは、主役の高気圧がバトンタッチしたためです。 主役は、蒸し暑い空気をもつ太平洋高気圧から乾いた空気をもつ移動性高気圧へ。 東京の湿度は50%代まで下がっています。 さて、「湿度」と言えば星空観測も。 実は意外に思えるかもしれませんが、星空観測においては湿度も 重要になってくるのです。 私事ながらこの土曜日の夜は星空観測のために山の方へ行っていました。 なぜわざわざ遠出する必要があったのかと言うと、空が暗い場所の方が よく星が見えるからです。 都会の空は明るすぎて、まともに星が見えません... 私が目指したのは福島県は南会津(会津田島)です。 南会津の空はとにかく暗くて、まさに星空観測にはうってつけの場所。 あとは天気にさえ恵まれれば・・・。 土曜日はというと、所々に薄雲が広がっていたものの、観測に支障がでるほどの ものではなく、よく晴れてくれました。 これなら誰しもが満天の星空を期待するはずです。 私も期待に胸をふくらましながら、いざ車を降り、空を見上げてみました。 すると・・・ おかしい!!空は晴れているのに星はほとんど見えません。 最初は暗さに目が慣れていないだけかと思い、しばらく暗さに目を慣らしていても、 やはり見えない。 空は晴れ、暗さも十分なのになぜ見えないの? 少し考えてみたところ、湿度が原因であることが分かりました。 実際に測ったわけではありませんが、ムワッとした空気が体にまとわりつくような感じで、 かなりの高湿度だったようです。 湿度が高いということは、空気中の水蒸気が多いということでして、 その多くの水蒸気が星の光を遮ることにより、星がクリアに見えないというわけです。 晴れている日でもなんとなく遠くの景色が霞むことがあるのと同じですね。 こういう日は、星もあまり見えないと思った方が良いでしょう。 せっかくここまで来たのに、星を見ないまま帰るのはさすがにお金と時間の無駄。 そこで少しでも湿度の低い標高の高い場所へ行ってみることにしました。 目指したのは、群馬県と栃木県の県境にある金精峠です。 ここは日光市街地などの街明かりがあり、空の暗さは南会津にちょっぴり劣りますが、 それでも十分な暗さです。 峠の標高は2000メートルというだけあって、さすがに気温も湿度も低い。 気温は17℃で、南会津のような不快さは全くなく、むしろ肌寒いほどでした。 しかし、その代わりに見事な星空が広がっていました。 その星空がこちら キレイ・・・の一言に尽きます。 写真中央にボヤボヤとした雲のような筋が縦に走っていますが これは雲ではなく、天の川です。 星空はどれだけ眺めていても全く飽きることはありません。 午前0時に着き、このまま2時間、3時間でも居ようと考えていたのですが、 そうもいきませんでした。 と言いますのも、霧の襲来にあったからです。 気温が低い分、空気中に含んでいられる水蒸気の量も少なくなりますから、 霧の発生する可能性が高くなります。 霧は遅い時間帯になればなるほど濃くなる傾向があり、さすがに危険なので、 1時過ぎには撤収することにしました。 各地で梅雨が明け、これからは星空観測には向いています。 目玉となる天体ショーは何と言っても8月13日に極大を迎えるペルセウス座流星群でしょう。 観測にオススメなのは標高が高くて街明かりの届かない暗い場所です。 ただ、少し気になるのは今年のお盆は満月、あるいはそれに近い状態で ほぼ一晩中空が月明かりで明るいということ。 如何にして月明かりを避けるかがポイントになりそうです。 |
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2014年07月28日
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