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突然ですが、この写真の風景、一体どこだと思いますか? ヨーロッパによくありそうな風景ですよね。 でも、実はヨーロッパではなく日本なのです。 これは、愛媛県と高知県の県境にまたがる標高およそ1500メートルの四国カルストです。 きのうの記事で紹介した江川崎に行くついでに四国カルストにも寄ってみました。 ここは夏場は霧が発生し見通しが大変悪くなることが度々あるのですが、 寄った日は心配していた霧は出ておらず、雲が広がる程度、まずまずの天気でした。
この四国カルストの誕生は、なんと3億年に遡るそうです。 誕生の歴史を時系列に見ていくと・・・ 3億年前・・・赤道付近の海底火山が噴火 2.5億年前・・・海底火山の噴火が終息し、山頂付近にサンゴ礁が発生、 堆積、石灰岩地層へ
1.5億年前・・・石灰岩地層はプレート移動によって海溝に沈み込む 200万年前・・・沈み込んだ石灰岩地層が四国山地の隆起によって再び露出 その後、雨水の侵食により現在の地形となりました。 上の写真では、ところどころに岩が見られますが、この岩は全て石灰岩です。 こうした野原に石灰岩が林立している地形のことを「カレンフェルト」と言います。 ドイツ語で、カレンは石灰岩柱、フェルトは野原という意味があるそうです。 四国カルストに来たら姫鶴平にある姫鶴荘に立ち寄るのもオススメ。 http://www.kumakogen.jp/modules/kjsection/item.php?itemid=136
姫鶴荘の敷地内には県境が走っており、記念撮影のスポットにもなっています。 姫鶴荘の建物の裏手にあるトイレ付近に県境がありました。 姫鶴荘の建物自体は愛媛県にありますが、トイレは高知県にあるのです。 さて、愛媛や高知と言えば、このブログで何度も取り上げたように先日、 台風12号と11号により記録的な大雨に見舞われました。
姫鶴平からの土砂崩れ。 こうした大雨の爪痕が来る途中に幾度となく見受けられました。 きょうも停滞する秋雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、 西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定となっています。
四国では、今夜にかけて雷を伴った非常に激しい雨の降り、 局地的に1時間に90ミリの猛烈な雨が降る見込み。
あす夕方までに多い所200ミリの雨が降ると予想されています。 これまでの大雨により地盤が緩んでいますから、土砂災害に警戒が必要です。 |
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2014年08月16日
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