気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

平成26年8月豪雨

イメージ 1



ここ1ヶ月間、ほぼ全国的に多雨傾向となっており、
西日本では平年の5倍以上の量となっている所があります。
これは、台風12号と11号が相次いで日本に接近した上に、
活発な前線が停滞したためです。
それだけ今年の夏は天候が安定していないということですね。
だいいち太平洋高気圧の張り出しに問題があります。
例年なら8月にもなればすっぽりと列島を覆っているはずなのですが、
今年は西への張り出しが弱くなっています。
そのため、西日本には湿った空気がガンガンと流れ込んでいる状況です。

【台風12号の影響】
1日から5日にかけて四国の太平洋側を中心に記録的な大雨。
総雨量が8月ひと月分の2〜4倍に相当する1000ミリに達した所も。

【台風11号の影響】
8月7日から10日にかけて広い範囲で大雨となり、
特に四国から東海でまとまった量となった。
この4日間で500〜1000ミリの雨が降った所も。
鳥形山(高知)では1日からの総雨量が2000ミリを超えた。


【前線の影響】
16日から17日にかけて京都府福知山市と
岐阜県高山市で48時間雨量が300〜400ミリに達し、観測史上最多に。
20日は広島県広島市で短時間に局地的な猛烈な雨。
この雨により大規模な土石流が発生し甚大な被害が出た。


連日豪雨関連の話題が絶えることはありません…。
きのう、気象庁は先月30日から続いている豪雨を「平成26年8月豪雨」と命名しました。
大きな災害については、災害における経験と教訓を後世代に残すために、
気象庁は名前を付けることにしています。
前回、名前が付けられた気象災害は「平成24年7月九州北部豪雨」でした。

今回の「平成26年8月豪雨」は2つ特徴がありまして、まず1つ目は範囲が広いということ。
そのため、「平成26年8月○○豪雨」というように○○のところに地域名が入っていません。
そして2つ目の特徴としては、「量」もさることながら「期間」も記録的であるということ。
これまでのだいたいの豪雨は数日で終息しています。

たとえば、
・平成24年7月九州北部豪雨 7月11〜14日
・平成23年7月新潟・福島豪雨 7月27日〜30日
・平成21年7月中国・九州北部豪雨 7月19日〜26日
・平成20年8月末豪雨 8月26日〜31日


このように長くても1週間といったところ。
しかし、今回の豪雨は3週間という長さで、
しかも今なお現在進行形、完全には終息していません。
過去これほど長い期間、豪雨が続いたことはなく、極めて異例なのです。
そういう意味では、過去最悪規模の豪雨災害と言っても過言ではないかもしれません。

豪雨被害で犠牲になられた方々にご冥福をお祈り致します。
また、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

全1ページ

[1]


.
panthanwatch
panthanwatch
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事