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多雨と少雨、 これら2つの現象は相反するように見えて 実は表裏一体の関係なのではないでしょうか。 夏場、多雨傾向になるということは、その地域に 太平洋高気圧の勢力が及んでいないということ。 しかし、それと全く対照的にどこかでは高気圧が頑張って 力を発揮している、なんてこともよくあります(=少雨傾向が続く)。 高気圧に覆われる地域とそうでない地域があることで、 大雨と少雨という二極化が生まれるわけです。 今年の夏は、冷夏年のように太平洋高気圧の元気が全くないのかと 言うとそうではなくて、南海上で強い状態が続いています。 その影響で、西日本の記録的な多雨の影に隠れるように、沖縄、 特に石垣島や与那国島といった八重山地方で少雨となっています。 太平洋高気圧に覆われている沖縄ではカンカン照りの日が続いており、 雨がろくに降っていません。 特に八重山地方は台風11号や12号の影響をほとんど受けておらず、 先月中旬から深刻な干ばつに見舞われている状況です。 どれほど降っていないのかというと・・・ 先月29日からきのうまでの総雨量とその平年比は 石垣島 37.5ミリ(17%) 与那国島 19.5ミリ(10%) となっています。 平年の10分の1程度の量の雨しか降っていないということですね。 ここまで雨が少ないと農作物への影響が懸念されるところです。 沖縄と言えば、サトウキビの一大産地。 サトウキビは、干ばつになると葉からの水分の蒸発を抑えるために 葉が丸まる現象(ロール現象)が見られるようになり、生育に大きな支障をきたすこともあるそうです。 そんなロール現象がすでに島内のあらゆる畑で見られ始めているそうで、 これ以上被害が広がらないためにも「恵みの雨」を期待したいところ。 では、「恵みの雨」はいつになったら降るのか? 南海上で引き続き太平洋高気圧の勢力が強く、八重山地方では向こう2週間程度 これまでの少雨を解消するようなまとまった雨は降らなさそうです。 台風の通過もないでしょう。 大雨と少雨の二極化がとりわけ顕著な近年。 大雨の場合はどうする? 少雨の場合はどうする? それぞれの対策についてしっかりと考えなければならない 時代になってきているのかもしれませんね。 |
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2014年08月29日
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