気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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今年2015年は様々な出来事の節目に当たる年でもあります。
地下鉄サリン事件20年、日航機墜落事故30年、戦後70年など....
つらい出来事を思い出す機会も増えてしまうのではないでしょうか。



さて、きょうは阪神・淡路大震災から20年です。
気象庁発表による正式名は「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」、
震源は淡路島北部、マグニチュードは7.3で、1995年1月17日午前5時46分に発生しました。

震災では6434人の命が犠牲となりましたが、そのうち約9割の方が倒壊した家屋や
家具の下敷きとなって、亡くなりました。
発生時間帯が明け方ということでまだ多くの方は就寝中で、逃げ遅れたんだと思います。
とりわけ大きな被害が出たのが木造家屋が多い神戸市長田区と言われています。
そこで神戸市長田区の震災直後の様子を振り返ってみましょう。

イメージ 3




こちらは新長田駅前の様子。
辛うじて高架線路が残っているので、駅前と推測できます。

イメージ 2




こちらはJR鷹取駅の南東に位置する鷹取商店街の様子。
もはや商店街だったのかも分かりません....。
古い木造商店や家屋が立ち並んでいましたが、そのほとんどが倒壊しました。


イメージ 1





そして「倒壊」と並んで脅威となったのか「火災」です。
木造家屋が密集した長田区では瞬く間に火が燃え広がり、火災による焼失被害も深刻でした。
小規模ながら火災旋風も確認されています。
神戸市全体の焼失棟のうち68%が長田区だったそうです。



これらの写真はいずれも神戸市がオープンデータとして提供している
「1.17の記録」より引用しました。
http://kobe117shinsai.jp/
思わず目をそむけてしまうような写真ばかりが並んでいますが、記憶を風化させないためにも
当時の状況を知るということはとても大切なことだと感じます。





地震は日本中どこででも起こり得ます。
政府・地震調査委員会が先月公表したデータによると、
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は
首都圏直下型地震や南海トラフ巨大地震で想定される震源に近い
関東から四国にかけての太平洋側で軒並み60%以上。
首都圏では13年版と比べて確率が上昇しており、
横浜市は78%と全国で最も高い数値となっています。

来たるべき巨大地震。
もちろん非常食や懐中電灯など防災グッズを揃えることも大切ですが、
想定する力も必要になってくるのではないでしょうか。
想定ができなければ、備えることはできません。
ソフト面とハード面の両方の対策が合わさって、はじめて万全な備えと言えます。
ただ闇雲に防災グッズを備えるだけというのは万全な対策とは言えない気がします。
ぜひ日ごろから想定する力を養っておきましょう。




もし今まさにこのブログを読んでいる最中に、巨大地震がやって来たらあなたはどうしますか?




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