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きのうからきょう未明にかけては 本州南岸を通過した低気圧や前線の影響で、広い範囲で雨となりました。
特に低気圧の南側は暖かく湿った空気が集中的に流れ込んで、大気の状態が非常に不安定に。 伊豆諸島南部の八丈島では午前1時までの1時間に91.5ミリの猛烈な雨が降り、 50年に一度の記録的な大雨となりました。
きのう午後8時から午前3時までのたった7時間ほどでも241ミリもの雨が降っており、 これは11月ひと月分の雨量に相当します。
レーダー画像を見ると、八丈島付近には(9月の関東北部豪雨でも話題となった)線状降水帯が 留まっており、発達した雨雲がかかりやすい状態だったと推測できます。
ただ、今回の場合、特別警報は出されませんでした。 それは、50年に一度の値が観測された地点が府県程度の広がりになっていなかったためです。 島嶼部においては特別警報の値に準ずるような大雨になっても非常に局地的で 観測・予報技術の面から特別警報を出すのは難しいのが現状。
そこで気象庁は府県気象情報にて 「○○島では50年に一度の記録的な大雨になっている所があります」
と発表し、この情報を特別警報の代わりとしています。
さて、そんな特別警報がきょうから少しだけ変わります。 気象に関する特別警報(大雨、暴風、波浪、高潮、大雪または暴風雪の特別警報)および 噴火に関する特別警報(噴火警報(居住地域))が新たに携帯電話事業者を介して
携帯電話ユーザーに緊急速報メールで配信されることになるのです。
テレビやラジオに加え、様々な手段で発信することで、 情報を得るチャンスが広がることが期待されます。
残念ながら運用から2年が経っているにもかかわらず、あまり浸透していない特別警報。 これを機に認知度がますます高まれば良いなぁと思います。 緊急速報メール配信について http://www.jma.go.jp/jma/press/1511/16a/151116kinsoku.html |
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2015年11月19日
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