気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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発達した低気圧が本州を通過中。
低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、
東日本や西日本の各地で季節外れの大雨と暖かさとなっています。


◆大雨
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昨夜から今朝にかけて東〜西日本の太平洋沿岸で雨脚が強まり、
高知県香美市大栃では1時間に86.5ミリの猛烈な雨が降りました。
たったこの24時間で平年の12月ひと月で降る3〜4倍の量の雨が降った所もあり、
12月としては記録的な大雨となっています。

24時間雨量(午後1時現在)
天城山(静岡県) 315.5ミリ
佐川(高知県)  297.5ミリ
日向(宮崎県)  249.5ミリ
徳島市      244.5ミリ
洲本(兵庫県)  242.5ミリ

※いずれも12月の1位の値を更新


東京でも昨夜から今朝にかけて70ミリの雨が降りました。
12月の東京といえばカラカラの晴天が続くのが当たり前で、
月間降水量も平年で51ミリと1年のうちで最も少なくなります。
この時期、ここまで雨が降るのは珍しいです。
首都圏では大雨と強風により交通機関が大きく乱れています。
お出かけの際には最新の交通情報にご注意ください。


◆高温
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関東から西では20℃を超えている所が多く、
三重県内では尾鷲市など3地点で最高気温が25℃以上の夏日となっています。
東京も予想より天気の回復が早くぐんぐんと気温が上昇中です。
すでに最高気温24.1℃を記録しており、12月としては1875年の観測開始以降2番目
(12月中旬以降としてみれば観測史上最高)の高温となっています。
思えば、今朝はザーザー降りの雨で気温は7℃しかありませんでした。
それがたった6時間で17℃も上昇。
コートを着て家を出た方も、今頃汗が噴き出しているのではないでしょうか。



ただ、寒冷前線後は風向きが北に変わり、急速に気温が下がってきます。
夜は北風がビュービュー吹いて寒く感じられそうなので、コートの方は今だけの辛抱です。





季節外れの大雨と暖かさに見舞われる原因はエルニーニョ現象にあります。
昨年夏から発生したエルニーニョ現象は現在最盛期を迎えている状況で、
20世紀最大といわれた1997−98年に匹敵する規模となっています。
エルニーニョ現象が発生すると、日本では低気圧の通過が多くなり、また南海上の亜熱帯高気圧の
勢力が強まるため暖かな空気が流れ込みやすくなります。
まさにきょうの天候はエルニーニョ現象を象徴するものと言えそうです。

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