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南北に長い日本列島。 そのゆえ、2つの季節が同居することもしばしばあります。 きのうは南北で気温差が大きくなりました。 注目したいのは2つの性質の異なる高気圧です。 まずは南海上から本州を広く覆う高気圧。 これは夏の主役、太平洋高気圧でして、台風6号通過により強まりました。 この高気圧からは暑い空気が流れ込んで、関東から西で気温が高くなり、 特に関東では真夏のような暑さになりました。
各地の最高気温 前橋 32.5℃ 館林 32.4℃ 大子(茨城) 32.2℃ 熊谷 31.6℃ 東京都心 28.6℃ このように関東を中心に季節外れの暑さに見舞われたのは、 暑い空気流入に加えて、フェーン現象が起きたためです。
関東の西側には高い山々があって、しかも上空は西風なので、それが山を越えることで、 乾いた高温の風となりました。
そして次に注目したいのはサハリンにある高気圧。 これは冷たい空気を持っていて、特に北海道のオホーツク海側で季節外れの寒さに。 宇土呂では最高気温4.6℃と平年より10℃近くも低くなりました。 また、朝晩は気圧の谷通過により、山間部では雪の降った所もあるようです。 さて、きょうも北海道では氷点下の冷え込みとなったなか、 関東から西では朝から気温がぐんぐん上がり、すでに25℃を超えている所も多くなっています。
ただ、きのうと違うのは西から前線がのびてきているということです。 つまり、高気圧は後退傾向。 高気圧の縁をまわる湿った空気が入りやすくなり、前線の活動が活発化するでしょう。 あすにかけて九州南部を中心に雨の量が多くなる可能性もあります。 高気圧が後退するということは、暑さのピークは過ぎるものの、今度は湿度が上がってきます。 湿度が高いとたとえ気温が30℃に届いていなくても熱中症の危険性が増すので、 この週末にかけても引き続き注意が必要です。
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2015年05月15日
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