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昨夜、非常に強い台風15号は先島諸島に接近し、
石垣島では観測史上最大となる71メートルの最大瞬間風速を観測しました。 このように日本国内で70メートルを超える風が観測されることは 数年に一度あるかないか極めてまれです。
石垣島では電柱が根こそぎ倒れたり車が横転し吹き飛ばされるなど大きな被害が出ているようです。 16時現在、台風15号は徳之島の西約130キロの海上にあって 相変わらず非常に強い勢力を保っており、目も確認できます。 今後は時速35〜40キロとやや速い速度で北東へ進んで、あす午前中には九州北部に かなり接近、上陸する見込みです。 注意したいのは今回の台風は衰える要素がなかなかないということです。 ・九州南方沖や西方沖の海水温は27℃以上と勢力を維持するのに十分 ・中層に乾燥域がみられない ・上空と地上の風速の差(鉛直シアー)が小さい 以上のことより、ほとんど勢力を維持したまま上陸する恐れもあります。 さらに進路や勢力ともに2006年9月の台風13号とそっくりなんです(下図参照)。 この時は強い勢力で長崎県に上陸し、佐賀や福岡では50メートル近い最大瞬間風速を観測。 被害総額は460億円にもおよび、のちに激甚災害に指定されました。 今回もこれと似たような状況になる恐れも否定できず、厳重な警戒が必要となります。 あす九州で予想される最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルの見込み。 ピークは明け方から昼前にかけてとなるでしょう。 また、大雨にも警戒が必要です。 今回は秋雨前線が不明瞭かつ台風の移動速度も速いので、ダラダラと激しい雨が 降り続くということはなさそうですが、台風の中心付近の発達した雨雲がかかると 一気に雨の降り方が強まると予想されます。 西日本では今夜遅くから1時間に50ミリの非常に激しい雨が降って、 宮崎県や高知県の山沿いでは局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の降る恐れもあります。 あす夕方までに予想される雨量(いずれも多い所) 四国地方 400ミリ 九州北部地方、九州南部、近畿地方、東海地方 250ミリ 奄美地方 150ミリ 中国地方 120ミリ さらに9年前の13号の時は宮崎県延岡市で藤田スケール「F2]の竜巻が、 大分県臼杵市ではダウンバーストが発生するなど突風による被害も目立ちました。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風にも 注意してください。 |
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2015年08月24日
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