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午前0時過ぎ、栃木県全域に大雨特別警報が発表されました。 気象に関する特別警報が発表されるのは、2013年8月30日導入以降、 京都府、沖縄県、三重県、北海道に次いで5例目となります。 大雨特別警報はどのような場合に発表されるのでしょうか? ①48時間雨量および土壌雨量指数において50年に一度の値以上となった 5km格子がともに府県程度の広がりの範囲内で50格子以上出現した場合 もしくは ②3時間雨量および土壌雨量指数において50年に一度の値以上となった5km格子が ともに府県程度の広がりの範囲内で10格子以上出現した場合 「府県程度の広がり」というのがポイントです。 ある一地点で局地的に50年に一度の大雨となってもダメなんです。 この夏も九州南部などで50年に一度の大雨が頻発しましたが、いずれの場合も局地的だったため 特別警報は発表されませんでした。 栃木県には、発達した雨雲がかかり続けています。 その雨雲のかかり方に特徴があって、まんべんなく広がっているのではなく、南北に細長くのびています。 これは、8日のブログでもふれた線状降水帯と呼ばれるものです。 線状降水帯は、動きが遅く同じような場所に激しい雨を降らせることが多く、 しばしば集中豪雨の原因になります。 この48時間で降った雨の量は(午前0時30分現在) 日光市土呂部 446.5ミリ 今市 433ミリ 奥日光 426.5ミリ 日光市五十里 383.5ミリ 鹿沼 371.0ミリ とたった2日で9月1か月分の量の雨が降っている状況です。 一方、南北に細長いということは雨の降る範囲は狭いです。 お隣の群馬県では(前橋周辺など)きのう夕方から全く雨が降っていないような場所もあります。 都内にいても雨が激しく降ってきたかと思えば日が射して・・・というようにあまりに天気が目まぐるしく 変化したことに驚かれた方も多いのではと思います。 線状降水帯が少し東西にずれただけで天気がガラリと変わってくるので、 雨が弱まっても油断はできません。 栃木県では、きょう明け方まで局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降る恐れがあり、 大雨に対して最大級の警戒をしてください。 避難指示や避難勧告が出されている地域も多くありますが、夜間ということもあり避難には危険が伴います。 もし危険と判断したら、無理に避難はせず家の中に留まり、崖から離れた部屋に避難したり 家の二階以上に避難する「垂直避難」を行うことも大切です。 また、関東の広い範囲できょう昼前にかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る可能性があります。 たとえ今雨がっていなくても線状降水帯が東西に移動すれば、再び激しい雨に見舞われるかもしれません。 あす昼前までに予想される雨量はいずれも多い所で南部200ミリ、北部150ミリの見込み。 すでにこれまでの大雨により土砂災害の危険性が非常に高くなっている所や、増水している河川もあり、 土砂災害や河川の増水・氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。 |
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2015年09月10日
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