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きのうは未明に栃木県に大雨特別警報が発表され、朝には茨城県にも大雨特別警報が発表されました。 その茨城県では県西地域を中心に大変な被害が出てしまい、常総市では鬼怒川の堤防が決壊して、 川の東側にあたる地域の広い範囲で浸水しました。 濁流が住宅街を襲う光景はあの津波を彷彿とさせました(奇しくもきょうで東日本大震災から4年半ですね)。 なぜこれほどの大規模な洪水が発生してしまったのかというと、 川の上流で記録的大雨に見舞われたからです。 鬼怒川の上流にある五十里(日光市)という観測地点では24時間雨量が551ミリとたった1日で 2か月分の雨が降ってしまいました。 この大量に降った雨が一気に下流に流れたわけです。 通常であれば川の深さは20センチほどで泳いでいる魚が見えるほど澄んでいるそうですが、 今回の豪雨では8メートルまで上昇しました。 そしてきのう午後には雨の中心は東北へ。 宮城県大衡村ではたった3時間のうちに155ミリの雨が降るなど50年に一度の記録的な大雨に 見舞われた所もあり、きょう未明に県内全域に大雨特別警報が発表されました。 この時間になって雨の峠は越えてきましたが、引き続き土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒が必要です。 大崎市を流れる渋井川の堤防が決壊するなど大きな被害が出始めているもよう。 このように雨のピークと河川の水位上昇のピークにはタイムラグが生じることに 気を付けていただければと思います。 さて、このところ台風18号ばかりが注目されてきましたが、 実は日本の東を進む台風17号の存在も見過ごせません。 北海道では台風17号の直接的な影響を受けそうなんです。 17号は次第に性質を温帯低気圧に変えながら今夜には北海道東部に接近する見込み。 きょう午後からは台風本体の発達した雨雲が北海道東部にかかり始める予想で、 あすにかけて1時間に40ミリの激しい雨が降り大雨となる恐れがあります。 また、北海道の広い範囲で風が強まり波も高くなります。 予想される最大瞬間風速は30〜35メートルで、波の高さは太平洋側東部で8メートルと大しけに、 その他の海域も4〜5メートルとしける見込みです。 大雨に加え強風や高波にも注意する必要がありそうです。 栃木県と茨城県に発表されていた特別警報は朝までにすべて解除されました。 とはいえ、まだまだ地盤の緩い状態は続いていますし、増水した河川の水位は雨がやんでも すぐにはなかなか下がりません。 引き続き危険な場所には近寄らないようにしてください。 |
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2015年09月11日
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