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今夜は「中秋の名月」です。 中秋の名月とは旧暦8月15日に見られる月のこと。 旧暦では7月から9月が秋でして、8月15日はちょうど秋の真ん中にあたりました(だから中秋)。 中秋の名月と言えば満月のイメージが強いかと思いますが、実は満月にならないこともあります。 これは新月から満月になるまでの期間が14〜16日とブレがあるためで、むしろ中秋の名月が 満月になることのほうが珍しいくらいです。 今年の場合は、翌日(あす28日)が満月になります。 しかもただの満月ではなく、いわゆる「スーパームーン」と呼ばれるものです。 今年最も月と地球が近づき、通常より満月が大きく見えます。 スーパームーンを見るタイミングは、月が地平線から出てきた直後がオススメです。 なぜなら、月は天頂にある時よりも地平線上にある時の方がより一層大きく見えるためで、 この現象は「ムーンイリュージョン」と呼ばれています。 ※あすの月の出時刻は東京17時40分、大阪17時58分、福岡18時19分など 気になる天気のほうは、まずまずといったところでしょうか。 ◆今夜の天気 この時間、本州の南海上に停滞している秋雨前線は 次第に陸地から離れ、西から高気圧が進んでくる見込みです。 そのため、広い範囲で晴れてお月見日和となりそうです。 ただ、関東は北東からの湿った空気が流れ込み、雲が広がりやすい予想。 こちらは雲の切れ間から時折のぞく満月に期待するしかなさそうです。 また、北海道東部も寒冷前線の影響により雲の多い天気ですが、 夜遅い時間帯ほど雲が切れてくれる可能性があります。 ◆あす夜の天気 東海以西では引き続きよく晴れるでしょう。 関東はやや雲が広がりやすいものの、晴れ間も広がる予想で、きょうよりかは期待できそうです。 一方、北日本と北陸は上空寒気の影響で曇りや雨となる見込みです。 さて、沖縄は大型で非常に強い台風21号が接近中で、お月見どころではありません。 台風21号は予想以上に発達しており、 中心気圧925hPa、中心付近の最大風速は50メートルと推定されています。 この勢力を維持したまま、あす昼頃には沖縄・八重山地方に最も近づく見込みです。 八重山地方では今夜遅くから暴風となり、あすはさらに風が強まる予想です。 あす予想される最大風速(最大瞬間風速) 沖縄本島地方 東の風 17メートル(30メートル) 宮古島 東のち南東の風 30メートル(45メートル) 八重山地方 東の風 50メートル(70メートル) 八重山地方には先月も非常に強い台風15号が接近しており、 石垣島では電柱が根こそぎ倒されたり車が横倒しになるなど大きな被害をもたらしました。 今回もまた先月と同じような被害が出てしまう恐れもあり、最大級の警戒が必要です。 そしてちょうど今は大潮の時期にあたり潮位が高く、高潮も心配されます。 特に今回は台風の発達が著しく、台風が海水を吸い上げる「吸い上げ効果」や 強い風により海水が海岸に吸い寄せられる「吹き寄せ効果」が強く現れ、高潮の被害が深刻となる恐れも。 東風が卓越するため、島の東側の地域を中心に特に高潮のリスクが高く、警戒が必要となるでしょう。 あすの満潮時刻と予想される最高潮位 那覇 午前6時53分 1.7メートル 宮古島 午前7時5分 2.0メートル 石垣島 午前6時53分 2.6メートル 中秋の名月というと風情がありますが、実は高潮という災害が起こりやすい時期でもあるのです。 |
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2015年09月27日
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