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今夜遅くからあす明け方にかけて関東平野部の広い範囲で雪や雨が降る見込みです。 あれ?きのうまで雪マークなどなかったのでは?と思う方も少ないはず。 その通り、きのうまで雪どころか雨すら予報されていませんでしたが、今朝になって突然変わりました。 なぜこのようなことになったのでしょうか。 関東で雪が降る典型的なパターンとして有名なのは南岸低気圧です。 コースはともかく低気圧が通過するか否かということ自体は何日も前から予想できることがほとんどなので、 事前に雨や雪の予報を出すことができます。 ところが、今回はかなり特殊で、上空寒気+風のぶつかり合いで雨(雪)雲が発生、発達するパターン。 この場合、雨(雪)雲の範囲がどれほど拡大するのか直前までかなりの不確実性を伴い、 なかなか雨や雪の予報を出せないのです。 あす午前0時の東京上空1500メートルの気温は約−6℃、上空700メートル付近は約−3℃の予想で 雪が降るには十分すぎるほどの強い寒気です。 温度場が高めの南岸低気圧通過時は時間雨量3ミリ以上ないと上空の寒気が引きずりおろせなくて 雪にはなりにくいと言われていますが、ここまで寒気が強いと時間雨量1ミリ程度のわずかな雨であっても 気温は急速に下がり雪に変わったりもします。 しかも夜間で人口排熱の少ない土日ということを考えれば都心も含め広い範囲で 雪の可能性があると言えるでしょう。 ただし、降水量は少なく大雪になることはありません。 積もったとしてもうっすら屋根や芝生が白くなる程度で、 道路に積雪するなど交通に大きな影響が及ぶということはないでしょう。 考えられるシナリオとしては、何も降らない可能性〜うっすら積雪の可能性までで それ以上のことを考える必要はありません。 とはいえ、あす朝は路面凍結している可能性もあるため、お出かけの予定がある方は少し早く出発する ことを心がけると良さそうです。 ちなみに、週明け月曜日から火曜日にかけては雪の予報でとなっていましたが、 最新の予報では「曇り時々晴れ」に変わりました。 低気圧が陸地から離れて通過する予想になったためで、雪の心配はありません。 |
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