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我々の生活と切っても切り離せない存在といえるのが「塩」。
先日、石川県珠洲市に行った時に貴重な揚げ浜式塩田を見ることができました。 塩田にはいくつか種類がありますが、ここは揚げ浜式塩田と言われるもの。 国の重要無形民俗文化財にも指定されている能登の伝統技術で、400年以上受け継がれています。 揚げ浜式塩田の製塩法 ①塩田の目の前の日本海から海水をくみ上げる ②海水を塩田に撒き、風と太陽の力で砂を乾燥させる ③十分に塩分が付着した砂を集めて塩田の中央にある「沼井」と呼ばれる木箱に入れ、 海水をかける。すると海水がゆっくりとろ過されて箱の穴から塩分濃度の高い「かん水」が出てきます ④かん水を釜に24時間ほどかける。煮詰めると結晶化した塩が浮き上がってきます ⑤その塩を集めて4〜5日ほど放置し、にがりを抜けば「揚げ浜塩」の完成です 揚げ浜式塩田はとても手間がかかります。 くみ上げる海水の量は1回あたり72リットルで重さにして60キロ以上。 さらにただ塩田に海水を撒けば良いというものでもなく、綺麗な弧を描き、かつ霧状にまんべんなく 撒く必要があり、この技を身につけられるようになるまでには10年くらいかかるんだそうです。 手間がかかるゆえに廃れていき、揚げ浜式塩田を行っているのは全国で唯一 この道の駅すず塩田村だけです。 ちなみに、他に有名な塩田としては「入り浜式塩田」などもあります。 入り浜式塩田は海水の満ち引きという自然の力を利用して塩田を湿らせているため、 揚げ浜式塩田のように人の力をあまり必要としません。 晴天日数が多く干潮差も大きい瀬戸内海沿岸地域でよく見られますね。 道の駅すず塩田村 http://www.suzu.co.jp/enden/ 5月1日〜9月30日までなら予約をすれば塩作りの体験ができるそうです。 |
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2016年03月12日
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