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熊本方面の地震は終息するどころか悪化の一途をたどっています。
未明には南阿蘇村で最大震度6強を観測する地震がありました。 注目したいのは規模と震源地です。 マグニチュードは7.3とおととい夜の地震(マグニチュード6.5、益城町で震度7を観測) よりもさらに規模が大きいものになりました。 エネルギーはおとといの夜の地震の16倍で、阪神淡路大震災に匹敵するほどです。 本震よりも余震の方が大きくなってしまった・・・実は当初本震と考えられていたもの(おととい夜)が 前震で、余震と考えられたもの(きょう未明)が本震だったのです。 また、震源地に注目してみると、きのうは熊本県熊本地方が占めていたのに きょうになって熊本県阿蘇地方や大分県中部というのも増えています。 どうやら震源地が北東方向に移動しているようです。 九州の地下構造は非常に複雑で、多くの活断層が走っています。 熊本地方の地震の主な原因は日奈久断層帯ですが、それとは別に大分県中部を東西に走る 別府ー万年山断層帯も活動を始めている可能性があり、もしそうであれば大分県内で地震が 増えているのも納得がいきます。 別府ー万年山断層は別府湾にかけてものびており、もし震源が海底になると 津波が起こる可能性も視野にいれなくてはならなくなってきます。 ようやく終息の傾向に向かうのか、それともさらに震源は東に拡大するのか、 どちらに転ぶかは分かりませんが、いずれにせよここしばらくは地震活動に注意が必要です。 ※「余震活動」ではなく「地震活動」と書きました。大分と熊本の地震は明らかに別物です。 さて、心配なのはあすにかけての天気です。 日本海を低気圧が発達しながら進み前線が九州を通過するので、 あすは雨風強まり荒れた天気となる心配があるんです。 熊本県と大分県では、あす夕方にかけて1時間に30〜40ミリの激しい雨が降り 多い所で総雨量が100〜150ミリに達する見込み。 今年一番の大雨となる可能性があります。 これまでの地震により地盤が非常にもろくなっており、少しの雨でも土砂災害の危険性が増します。 すでに南阿蘇村では大規模な土砂崩れが発生している箇所も。 さらに被害が拡大したいのことを祈るばかりです。 また、全般的に風が強まり、 沿岸部や阿蘇地方では瞬間的に35メートルの非常に強い南風が吹く見込みです。 これは何かにつかまっていないと立っていられないほどですし、 平常時においても屋根瓦が吹き飛んだりすることも。 ただでさえ瓦礫が散乱しているような状況ですから、風が吹けばとにかく危険な状況になります。 外出はなるべく控えるようにしてください。 雨風のピークが真夜中となりますが、そんな時間帯に避難することはなかなか難しいです。 早め早めのうちに、今からでも避難するようにした方が良さそうです。 |
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2016年04月16日
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