気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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先日、小豆島に行ってきました。
小豆島と言えば、言わずと知れたオリーブの産地。
島内のあちらこちらでオリーブの木を目にする機会があり、
なかでも小豆島オリーブ公園は8haの土地に約2000の木々が植えられていて
観光客向けに開放されています。 http://www.olive-pk.jp/


オリーブ栽培のきっかけは、1908(明治41)年に三重県、鹿児島県、香川県で
試験栽培されたオリーブのうち、小豆島に植えられた苗木だけが根付いたためとされています。

そして今日、こうして小豆島でオリーブ栽培が盛んなのは、
地中海と気候が似ているからと言われていますが、実はそれが完全に正しいとは言えません。
小豆島と、世界最大のオリーブ生産国として知られるスペインのアンダルシア地方グラナダにおける
気温と降水量を比較してみました。
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年間を通して温暖という点は共通していて、実際に年平均気温を見ても
小豆島もグラナダもほとんど変わりません。

しかし、最大の違いは降水量です。
グラナダは年間を通して雨が少ないのに対して、
小豆島は梅雨と台風の影響で6月や9月に雨が多くなりがち。
穏やかで乾燥した気候を好むオリーブにとって、雨は大敵です。
また、湿気が多いことで害虫も発生しやすく、日本にしか生息しない
オヒーブアナアキゾウムシの被害には度々悩まされてきました。
ですが、農家の方はそれに挫けることなく試行錯誤を繰り返し、たゆまぬ努力を続けました。

そして昭和34年になって貿易自由化により安価なオリーブオイルが
大量に外国から輸入されるようになり、生産価格が減少し栽培面積も急速に減少する事態と
なってしまいましたが、それでもオリーブへの情熱を絶やさなかった人々のおかげで
オリーブ栽培が途絶えることなく今の小豆島があるわけです。


小豆島のオリーブオイルの特徴は「安全、安心、フレッシュ」。

ポイント1手摘み
小豆島での収穫は、世界的に比率の低い手摘みで行っています。
手摘みは人件費が嵩みオリーブの値段も高くなりますが、「ひと粒ひと粒最高の時期に収穫できること」「実も木も傷めない」などのメリットもあります。

ポイント2 葉や枝に農薬をまかない
オリーブアナアキゾウムシは木の根元あたりの表皮の内側から入り込み、
木の中で成長、産卵し、枯死させます。
そこで根元から入る特性を利用し、剪定時に木の根元を剪定しておき、根元のみに薬剤を散布します。
こうすると、使用する農薬を最小限に抑えることができ、
より安全なオリーブを生産することができます。

ポイント3 酸化率が低い
小豆島産のオリーブオイルの酸度は平均すると0.1〜0.3ほどで
他の地域で生産されているものに比べると低く、鮮度が極めて良いと言えます。
やはりこれには手摘みが関係しているのでしょう。
酸化の進んでいないオリーブオイルを摂取することで老化防止にもつながります。


オリーブ公園ではオリーブを使ったユニークな商品が多数売られています。
たとえば、オリーブチョコレート。


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ベースはホワイトチョコのようです。
ミルキーな味わいとまろやかなオリーブのハーモニーが絶妙です。
小豆島を訪れた際にはぜひご賞味あれ。

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