気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

瀬戸内海の「凪」

イメージ 1


(香川県にて17日撮影)


突然ですが、瀬戸内海をぼんやり眺めていると妙に癒されませんか?
それはなぜか…穏やかだからに尽きると思います。
周りを陸地に囲まれている瀬戸内海はほとんど波が立ちません。
鏡のようにピシッと静まり返る海面、いわゆる凪の状態が日常的です。
日本海や太平洋とは全然違った表情がありますよね。
それは波浪注意報、警報の基準を見ても明らか。
高知県では波の高さが3メートルで注意報、6メートルで警報が発表されるのに対して、
香川県では波の高さが1.5メートルで注意報、2.5メートルで警報が発表されます。
瀬戸内海でも冬場は季節風の影響で多少しけることもありますが、それでも年間を通してみると
他の海域に比べ圧倒的に穏やかなのです。



そして凪といえば、瀬戸内海の気象を語る上で欠かせないのが朝凪、夕凪です。
風は海と陸の温度差により日中は海から陸に向かって(海風)、
夜間は陸から海に向かって(陸風)吹きますが、この海風と陸風が入れ替わるタイミングでは
風がぴたりと止みます。
それが凪で、朝と夕方に1日2回あります。
凪という現象自体は特に珍しくもないのですが、
温度変化の緩やかな瀬戸内海ではその分凪の時間も長い。
(場所にもよりますが)通常は数十分程度のところ瀬戸内海では
1時間以上継続することもあるんだそうです。

気温が上がるこれからの時期は凪の季節です。
しかし、風が止むということは蒸し暑さが増すということでもあるので、
歓迎されるべき現象ではないのかもしれません。

開く コメント(11)

開く トラックバック(0)

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事