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関東平野でもきょうは雪の降っている所があり、前橋では6センチ積雪が増えています(おとといの雪により もとから10センチの積雪があったので、こういう言い方をしています)。 関東平野で雪が降る典型的な気圧配置といえば、本州南岸を低気圧が発達しながら進むパターンがほとんど。 しかし、きょうは冬型の気圧配置にもかかわらず群馬南部や埼玉北部でも雪が降っているのです。 冬型の気圧配置の時、平野部で雪が降らないのは周知の通り北側に高い山がそびえているためです。 日本海から南下した雪雲は高い山を超えるときにすべての水分を振るい落として平野部に達する頃には 冷たく乾いた風に化けます。 ところが、きょうの場合は違いました。 午前6時の天気図には新潟付近に小さな低気圧が解析されており、この低気圧は 上空5000メートル付近−36℃という非常に強い寒気を持っていました。 低気圧が接近するタイミングで新潟側で雪雲が急速に発達して、しかも上空では北風が強いですから 雪雲は強い北風に流されて楽々と高い山を超えることができたわけです。 きょうのような教科書通りの冬型時に平野部で積もるほど強い降り方をするのは 数年に一度程度の珍しいことです。 低気圧は不明瞭となり上空の強い寒気も東へ抜けつつあります。 そのため、これから平野部の雪は弱まる一方で、夕方には完全に止むでしょう。 ただ、今夜もぐっと冷え込むので、雪がやんでも路面凍結には十分な注意が必要です。 前橋のあす朝の予想最低気温は−2℃となっています。 一方、群馬北部山沿いではあす昼前にかけて雪が降り続きます。 あす朝までに予想される降雪量は多い所60センチの見込みで、今シーズン一番の大雪となるでしょう。 暖冬傾向で雪の少ない状態が続いてきましたが、急速に積雪が増えるので、屋根からの落雪やなだれには 注意してください。 |
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2016年01月20日
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