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(車内からで分かりづらいですが、7日撮影の天塩川)
日本最北を流れる大河、それが北海道の天塩川です。 その全長は256キロと国内で4番目の長さとなっています。 天塩川の最大の特徴は真冬になると全面結氷するということです。 北海道は冬場氷点下になるのが当たり前なのだからすべての川が凍るんじゃないの?と 思われるかもしれませんが、実はそうではありません。 凍る川と凍らない川があるのです。 その両者を分けるのは「水の流れる速度」です。 流れの速い川は水の動きが激しいので、熱の発散がうまくいかず、急激な温度変化も起こりにくいです。 こうなると、気温が氷点下でも川の水は凍りにくくなります。 一方で、流れの遅い川は水の動きが穏やかなので、熱の発散が均一に行われ、急激に温度が下がります。 こうなると、天塩川のように川の水が凍るわけですね。 これは湖でも同様のことが言えて、風があって波がたつ湖は凍りにくく、 逆に風がなくて穏やかな湖は凍りやすいです。 雪国でない方も寒い朝に水たまりが凍っているのを見たことがあると思いますが、 水たまりをものすごく小さな湖と考えれば納得がいきますね。 ちなみに、天塩川流域の中川町ではとてもユニークな企画を毎年2月頃に行っていて、 それは川の解氷(氷が解ける)がいつになるのか当ててみようというもの。 解氷時刻をなるべく正確な日時で予想し、実際の日時から近い方より1位、2位、3位・・・と ランキング形式で正解者が発表されます。 1位の方には賞金10万円がプレゼントされるほか、20位以内に入れば特産品が貰えるそうなので、 やってみる価値はあると思います。 気になるのは解氷時刻をどうやって計測するのか、これが実はとっても面白いんです。 川の氷上に標本木を設置し、これに氷の融解によって木が転倒・移動などすると 時計が止まる装置を取り付けます。 この時計が止まった日時を解氷時刻とするそうなんです。 過去5年間の解氷時刻は・・・ 2015年3月19日午前7時23分 2014年3月29日午前6時01分 2013年4月5日午後1時11分 2012年4月11日午後4時49分 2011年3月29日午後6時51分 となっています。 去年は記録的な早さで苦戦を強いられたことでしょうが、 例年ならだいたい3月末から4月上旬とみて良さそうです。 今年は一体いつになるのでしょうか・・・? |
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2016年01月09日
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