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新潟県糸魚川市で大規模な火災が発生しました。
約140棟が延焼し、県は自衛隊に災害派遣を要請したそうです。 ここまで火災が大規模になった原因には、気象的要因も大きく関わっているように思えます。 きょうの気圧配置は、南に高気圧があって、低気圧が日本海を進む、いわゆる南高北低の気圧配置。 こうなると、フェーン現象が起こりやすくなるのです。 フェーン現象とは、湿った風が山を越えて乾いた高温の風となって吹き降ろす現象のこと。 糸魚川では日中気温が20℃近くまで上がり、正午過ぎに最大瞬間風速24メートルを観測しました。 フェーン現象により空気が乾燥しているため火災が起きやすく、さらに風が強いため火が燃え広がりやすい 状況だったのです。 これから気を付けたいのは、風向きの変化です。 寒冷前線通過により雨が降り出してもしかするとこれが鎮火の方向へ向かわせてくれるかもしれませんが、 風向きが南から西に変わるため、もし鎮火しないと東方向にも燃え広がることになってしまいます。 これ以上、被害が拡大しないのを祈るばかりです。 日本海側では過去にも大火により大きな被害の出た地域があります。 1952年の鳥取大火、1956年の魚津大火、1976年の酒田大火など。 しかし、近年は木造造りの家屋が減ってきていることや、消防体制が整っていることなどの理由で だいぶ大規模火災は起こりにくくなっているので、今回の糸魚川の火災は本当に珍しい気がします。 さらにこれから南風の強まる地域もあり、 北海道から四国の広い範囲で瞬間的に30メートル以上の突風が吹く恐れもあります。 火の取り扱いにも十分注意するようにしてください。 |
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2016年12月22日
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