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この季節外れの涼しさをもたらしたのはオホーツク海高気圧です。
高気圧から冷たく湿った風が吹き込んでいるので気温の上がり方が鈍くなったのです。
あすもきょうと状況はあまり変わらず、北冷西暑の傾向。
北日本や関東では平年を下回る気温の所が多く、
釧路は16℃までしか上がらず10月上旬並みの気温の低さとなる見込みです。
一方、西日本は引き続き真夏の暑さとなり、大阪では34℃まで上がる予想となっています。
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きのう午前3時に台風5号は温帯低気圧に変わりました。 この台風5号と言えばとにかく迷走して寿命が長かったこと。 21日午前9時に発生して9日午前3時に消滅ということで存在期間は18.75日。 これは観測史上3番目の長さということになります(ちなみに過去最も長かったのは19.25日、 つまりわずか12時間足りませんでした)。 きのうは台風がもたらした強い暖気の影響で関東を中心に気温が高くなり、 東京都心では最高気温37.1℃を記録しました。 |
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台風5号は午前3時に温帯低気圧に変わりました。
ですが、引き続き低気圧周辺の湿った空気の影響を受ける東北地方を中心に大雨となる恐れがあります。 昼過ぎにかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、多い所で夕方までに120ミリの雨が降る見込みです。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水氾濫に警戒してください |
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このように、やや予想と実際の進路がずれたのは中部山岳を避けるようにして
進んだためと考えられます。
台風はなるべくエネルギー消費の少ない所を進もうとする性質があり、特に今回はかなり速度が
遅いので風に流されることなくそれが顕著に表れたのでしょう。
北陸を中心にあすにかけて1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れ。
9日夕方までに予想される雨量はいずれも多い所で
北陸地方250ミリ、東北地方150ミリの見込みです。
けさは滋賀県長浜市を流れる姉川が氾濫し、浸水被害が出ました。
まだ西日本でも地盤が緩んでいたり増水している河川があります。
北陸や東北のみならず西日本でも土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重な警戒が必要です。
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今回の台風の特徴は、速度が遅いこと、そしてあまり勢力が衰えないことです。
上陸してから6時間ほど経ちますが、それでもまだ台風特有の渦巻き構造を保っているのが
衛星画像から分かります。
これは、勢力を維持するのを妨げる乾いた空気と寒気が本州付近にないためと考えられます。
夏の熱い空気に満たされているため台風にとって居心地が良いんですね。
このあとも引き続き遅い速度で北東よりに進む見込みで、あすには東日本を通過する見込みです。
東日本から中国、四国にかけて雨風強まり大荒れの天気となる見込みです。
台風が通り過ぎた地域でも吹き返しの強い西寄りの風に注意が必要となります。
8日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
近畿地方 28メートル(40メートル)
四国地方、東海地方 25メートル(35メートル)
中国地方、北陸地方 23メートル(35メートル)
伊豆諸島 18メートル(30メートル)
関東甲信地方 16メートル(30メートル)
さらに西日本はあす明け方まで、東日本や東北やあす夕方まで断続的に非常に激しい雨が降り、
局地的には猛烈な雨の降る恐れがあります。
台風の中心はまだ近畿にありますが、すでに山梨県大月市では1時間に104ミリの猛烈な雨が降り、
3時間で215.5ミリという8月ひと月分に匹敵する量の雨が降りました。
このように台風の中心付近だけでなく台風から離れた地域でも雨の降り方に要警戒です。
特に東側というのはアウターバンドと呼ばれる雨雲の列がありそれが山にぶつかると
雨雲が発達することがしばしばあります。
8日夕方にかけて予想される雨量(いずれも多い所)
東海地方 350ミリ
近畿地方、北陸地方 300ミリ
関東甲信地方 250ミリ
東北地方 180ミリ
中国地方 100ミリ
今回の台風は動きが遅いため長い間非常に激しい雨や猛烈な雨が降る心配もあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重な警戒が必要です。
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