気象部屋

"Do Your Best and It Must Be First Class" 〜最善を尽くし一流たるべし〜

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雪解けに注意を


記録的な大雪に見舞われた福井市ですが、きょうは久々に太陽が顔を覗かせました。
ですが、こういった時こそ危険だったりするんです。
というのも、雪解けが進んで屋根からの落雪が起こりやすくなるのです。


イメージ 1
あすは冬型が緩んで本州付近は高気圧に覆われます。
きょうよりも日の射す時間帯が長くいっそう雪融けが進みそうなので、
屋根からの落雪には十分ご注意ください。

さらに心配なのがあさってに予想されている雨です。
あさっては低気圧が西から進んで天気が崩れるでしょう。
この低気圧は暖かな空気を運んでくるため北陸でも平地は雪ではなく雨となりそう。
これまで降り積もった量が量ですから、なだれや雪融けによる低い土地の浸水の危険性も出てきます。

今度は「雪解けに伴う災害」にも十分注意するようにしてください。


引き続き大雪警戒

きょうも石川県や福井県を中心に雪の降り方が強まりました。
福井市では積雪が最高で147センチに達する記録的な大雪となっています。

イメージ 1


きのうに比べるとJPCZに伴う雲の列は不明瞭になりつつあり、雪の峠は越えてきていると言えます。
ですが、まだ油断はできません。
あすにかけても断続的に強い雪の降る恐れがあります。
あす夕方までに多い所でさらに50センチの雪が降る見込み。
引き続き大雪による交通障害に警戒し、なだれにも注意してください。

北陸西部で記録的大雪

北陸西部を中心に記録的な大雪となっています。
午後10時現在、最深積雪は石川県加賀市菅谷で179センチ、金沢市で75センチのほか
福井市では136センチと1981年以来37年ぶりの大雪となりました。



ここまで雪が多くなった原因としてあげられるのは、いわゆるJPCZと呼ばれるものです。
JPCZとは風と風のぶつかり合いのことで、この付近では雪雲が次々と発達します。
同じ場所で長い時間強い雪が降り続けるという特徴があり、いくら雪国とはいえ除雪が追い付かず
災害レベルの大雪となってしまうケースもあります。
今回はまさにそれ。
イメージ 1



衛星画像を見るとJPCZに伴う雲の列が、北陸西部を指向しているのが分かります。
今夜にかけてJPCZは北陸に停滞しさらに積雪が増える見込みで、さらにあすになるとJPCZは
山陰付近に停滞するようになりこの方面でも大雪となる恐れが出てきています。
あす夕方までに予想される降雪量(いずれも多い所)
東海地方、北陸地方 60センチ
東北地方、近畿地方 50センチ
中国地方 40センチ
の見込みで、その後あさってにかけて引き続き強い寒気が居座るため積雪が増える見込みです。

大雪による交通障害に厳重に警戒してください。
福井県では車1500台が立ち往生して今なお解消のめどが立っていない状況です。
ぜひ不要不急な外出は控えるようにしてください。
関東では昼前にかけて広い範囲で雪が降り各地で積雪となりました。
ただ、今回は前回に比べると地域による積雪の違いがよりはっきり表れたといえそうです。


各地の最深積雪は・・・
前橋 16センチ
宇都宮 8センチ
熊谷、水戸 6センチ
東京都心 1センチ

今回は内陸部中心に大雪となり道路にしっかり積雪した所も目立ちましたが、
東京都心は屋根や芝生、道路がうっすらする程度の所がほとんどで交通に大きな混乱は
ありませんでした。
注目したいのは前橋と東京都心の積雪の差です。
かなり差が開いていますが、いったい何が原因だったのでしょうか。
日付が変わって以降の降水量と降雪量を見てみましょう。

前橋 7ミリ 14センチ
東京都心 6ミリ 1センチ

このように降水量にはほとんど開きがありません。
降水量が原因ではないとすると、次に見るべきは気温です。
日付が変わって以降、前橋はだいたい0.1〜0.3℃で推移していたのに対して、
東京都心は0.6〜0.8℃で推移していました。
本格的に雪が積もり始めるの0℃代前半からと言われており、まさにたった0.5℃の違いが
積雪を大きく分けたと言えるでしょう。
もし東京都心もあと0.5℃低ければ、あるいは降水強度がもう少ししっかりとしていれば
再び大きな混乱が出るほど積もっていた可能性も考えられます。
関東の場合はわずかな気温の違いで積雪量ががらりと変わってしまうので、とても予想が難しいんです。

関東はあすも引き続き雲の多い天気で雪がちらつく可能性もありますが、積もる心配はありません。
あさって以降はしばらく雪の心配はなく冬晴れが続くでしょう。
一方で日本海側は強い寒気の影響で広い範囲で大雪となる恐れがあり警戒が必要です。






2週連続の積雪か?

関東では今夜からあす昼前にかけて雪が降り平野部でも積雪となるおそれがあります。
先週月曜日に続き二度目の積雪となるかもしれません。
ただ、前回と今回とではやや降雪のパターンが異なっています。
イメージ 1



前回は低気圧が発達しながら八丈島付近を通過し、
北から寒気が引き込まれて東京都心でも23センチの積雪を観測する大雪となりました。
これは、いわば関東で雪が降る王道パターンとも言えます。

イメージ 2



しかし、今回は低気圧自体は南海上を離れて通過する見込み。
これなら影響は出ないのですが、問題は関東沿岸付近に天気図に現れないような局地的な前線が
発生すること。
それにより降水域が北へ拡大し、しかも強い寒気が引き続き居座るため、降れば雪となりそうなんです。


現在のところは雨となっていますが、この後次第に上空の寒気が下ろされて雪へと変わってくるでしょう。
あす朝までに予想される降雪量(いずれも多い所)
箱根や多摩地方から秩父地方にかけて 10センチ
関東地方北部平野部 8センチ
関東地方南部平野部 5センチ

東京23区でも3センチ程度積雪する恐れがあります。

なお、今回ややや特殊なパターンのため量の予想が難しいという特徴があります。
予想以上に雨雲が発達すれば量がさらに多くなる恐れも考えられます。

いずれにせよあす朝は交通機関が乱れる可能性もあり、時間に余裕をもって行動してください。

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