気象部屋

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気象(雪関連)

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札幌では昨夜から雪がドカドカと降り続いている状況です。
すでに50センチ近く積雪が増えており、午後1時現在の積雪は62センチとなっています。
12月上旬に積雪が50センチを超えるのは2001年以来15年ぶりのことです。


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きょうの気圧配置は等圧線が南北に走るかたちとなっています。
こういう時は、北風が卓越して札幌周辺に雪雲が流れ込みやすくなるんです。
さらに上空5000メートル付近にはマイナス42℃という真冬でも稀な強い寒気が入っており、
これもまた雪雲を発達させている要因のようです。
夕方にかけて雪の量はさらに増える見込みで、大雪による交通障害に警戒してください。


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また、雪が降っているのは札幌だけではありません。
津南町で22センチをはじめ新潟県の山沿いでも今シーズンはじめてのまとまった雪となっています。
あすにかけて少しずつ積雪は増えていきそうですが、多くのスキー場がオープンできるほどの量には
ほど遠い見込みです。
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あすからあさってにかけてオホーツク海で低気圧が急速に発達します。
24時間で中心気圧が26hPa低下する予想で、いわゆる爆弾低気圧と呼ばれるものです。



まだあす日中は気温が高く、多くの所で雨となります。
この時期としては雪の量が多くなっている所もあり、なだれや屋根からの落雪に注意が必要です。

しかし、あす夜から急激に風が強まって大荒れの天気に。
特に北海道では前線通過後は強い寒気が流れ込むため、次第に雨から雪へと変わり、
猛ふぶきとなる恐れがあります。


旭川では1961年の観測開始以降最も早い根雪となりました。
根雪とは、春まで融けない雪のことで、長期積雪とも呼ばれています。
それなら春になるまで分からないのでは・・・?と思われるかもしれませんが、そのようなことはありません。
気象庁は長期積雪について「積雪の継続期間が30日以上であること」と定めています。

旭川では10月29日に積雪が始まり、きょうに至るまで継続したので
10月29日が長期積雪初日で確定しました。


なぜここまで早くなったのでしょうか。
原因としては「気温」と「降雪量」があげられます。

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11月の平均気温は−0.8℃。
降った雪が低い気温によって固められて、少し気温が高くなっても融けにくい状況が続きました。
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また、11月の累計降雪量はきょう時点で187センチとなっており、11月としては記録的な多さです。
固まった雪の上に新たな雪が大量に降り積もり、記録的に早い長期積雪となったわけです。



向こう1週間も冬型の気圧配置となる日が多く、さらに雪の量は増えそうです。
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関東の広い範囲で今朝から雪となっています。
東京都心では11月としては1962年以来54年ぶりの初雪を観測しました。
そして平地でも積雪に至った所が多くなっています。

午後1時現在の積雪
熊谷 6センチ
前橋 4センチ
宇都宮 3センチ
千葉 2センチ

東京都心も0センチの積雪を観測しています。
0センチというのはうっすら芝生が白くなる程度ですが、それでも「積雪」として認められます。
11月に積雪を観測するのは1875年の統計開始以来初めてのことです(あくまで記録上です。
当時は1日1回の観測だったため“記録の漏れ”がある可能性は十分考えられます)。



すでに雪の峠は越えてきていますが、心配なのはあす朝にかけての路面凍結。
あす朝は内陸部で0℃前後、東京都心も2℃まで下がる予想で、地面付近は冷え冷えです。
特に注意したいのが歩道橋や橋の上。
こちらは地面からの熱が伝わりにくいので特に凍結しやすい場所となります。
まもなく雪は止んできますから、もし道路に積雪があるようならこのあと
近所の方などと力を合わせて除雪をすると凍結の可能性を小さくすることができそうです。


あす朝も時間に余裕をもって行動することをオススメします。





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(24日午前9時 上空1500メートル付近気温予想)

札幌上空1500メートル付近の気温はけさ9時の時点でマイナス17.3℃と
11月としてはこれまでにないような強さのレベルの寒気が流れ込んでいます。
このように北日本を中心に強い寒気が流れ込んでいる時に低気圧がタイミング良く通過すると
ぐっと寒気が引き込まれ関東で雪が降ることも珍しくありません。
あす朝には上空1500メートル付近−3℃の寒気が関東南部をすっぽりと覆う予想。
あすは午前中を中心に関東の広い範囲で雪が降り、平野部でも積雪となる恐れが出てきました。
降り始めは雨でも次第に雨が強まることで上空の寒気が引きずりおろされて雪に変わってくる
所が多い見込みです。


あす夕方までに予想される降雪量(いずれも多い所)
甲信地方 20センチ
関東地方北部山沿い 15センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10センチ
関東地方平野部 5センチ
東京23区 2センチ

もし、この予想通りならば東京都心では芝生や屋根がうっすら白くなる程度で
道路の積雪までにはいたらないとみられます。
ただし、雪に変わるタイミングが早ければ、もっと雪の量が多くなり道路にまで積雪して
交通機関にも大きな影響が出る恐れがあります。
とにかくあす朝は早め早めの行動をとるようにしてください。


もちろん雨のままで終わる可能性も捨てきれません。
この時期だからこそともいえるのが海水温の高さでして、
太平洋沿岸の海水温は真冬に比べるとまだ5℃ほど高い状況にあります。
なので、温かい海の上を通過した風、すなわち北東風が吹き込めば気温が下がり切らなくなります。

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コンピュータは茨城県南部沿岸と千葉県北東部にかけては北東風の影響で雨の予想をしていますが、
内陸部に形成される滞留寒気が弱い場合はさらに北東風の吹き込みが強まって都心周辺まで
雨のエリアが拡大することも考えられます。


数センチの積雪〜うっすら積雪〜積もらない雪(みぞれ)〜雨のままで終わる可能性まで
何でも考えられる状況で、正直なところあすになってみてからでないと分かりません。
様々なシナリオを念頭に入れつつあすの備えをしましょう。

ちなみに、もし東京都心で雪が降れば11月としては54年ぶり、1センチ以上の積雪を観測すれば
1875年の統計開始以来初めてのこととなります。
もしかしたら歴史に残る1日になるかも???

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