気象部屋

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気象(春)

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気温分け目の寒冷前線

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きのう日中は、北陸と九州北部の気温差が凄まじいことになりました。
北陸は30℃以上の真夏日が続出。
新潟県上越市大潟では33.4℃と5月としては観測史上最高気温を記録しました。
一方、九州北部は同じ時間帯なのに気温が12℃前後しかなく肌寒い陽気に。
このように2つの地域で気温差が20℃近くも現れたのです。


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気温差が大きくなった原因はまぎれもなく低気圧にあるでしょう。
北陸は低気圧の南側、温暖前線と寒冷前線に挟まれたエリアにあたり
南風がビュービュー吹き込んで気温が上昇しました。
しかも脊梁山脈を超えたことでフェーン現象が起きて、より一層気温上昇に拍車をかけたとみられます。

しかし、寒冷前線の後面にはこの時期としては強い寒気が控えており、
前線通過後は一気に気温が下がっていきます。
九州は冷たい空気に日中からさらされたことで、この時期とは思えない肌寒さとなりました。

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前線全面の暖気移流と後面の寒気移流、ともに強いということは前線の活動が活発で
大気の状態が不安定になりやすいと言えます。
東海や北陸では朝まで、関東では昼過ぎまで雨が降りやすく、短時間にザッと降り方が強まるかもしれません。
特に静岡県や神奈川県、千葉県では局地的に雷を伴い激しく降る可能性もあります。
三重県熊野市では0時20分までの3時間に101ミリの雨が降りました。
今回は雨の降る時間は短いけれど、その短い間に一気に降ってしまうというのがポイントです。
短時間強雨や落雷、突風に注意してください。

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今朝窓を開けて寝ていたら、寒さで目を覚ましてしまったという方もいるのではないでしょうか。
きょうは北日本や東日本を中心にヒンヤリとした朝を迎え、藪川(岩手)で−2.7℃、中標津(北海道)
で−2.1℃など北海道や岩手の16地点で氷点下まで冷え込みました。



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天気図を見ると、冷え込みの原因は一目瞭然。
オホーツク海高気圧が居座っているではありませんか。
高気圧が運んで来た冷たい空気に覆われ、なおかつ夜間に放射冷却が効いて
気温の低下が著しくなったわけです。

関東も北ほどではありませんが、高気圧から流れ込む北東気流の影響を受けやすい
茨城県を中心に冷え込みが強まり、最低気温が10℃を下回った所もありました。



ところで、「八十八夜の別れ霜」とか「九十九夜の泣き霜」という言葉を耳にしたことはありますか。
八十八夜は5月2日頃を指し、ちょうどこの頃に降りる霜は農作物に大きな影響を与えるので、
注意しなければなりませんよという意味が「八十八夜の別れ霜」には込められています。
では、九十九夜はというと八十八夜から11日後の5月13日頃を指し、八十八夜が過ぎても
まれに霜が降りることがあるので気を緩めることができないというのが「九十九夜の泣き霜」です。
まさに今朝は霜に泣かされてしまった地域もあるのではないかと思います。


オホーツク海高気圧が長居することはなく、今週は北日本も含め全国的に年並みか高い気温の予想。
もう霜に悩まされることはなさそうです。

さくら前線と梅雨前線

きのう、稚内で平年より1日早く昨年
より10日遅くさくらが開花しました。
これにより、3月19日に福岡からスタートしたさくら前線はゴールを迎えました。
稚内も週明けには見頃を迎える予想で、さくらシーズンはまもなく完全に終了することになります
(さくらは=入学式のイメージが強く、この時期に開花することがいささか信じられない
自分がいます・・・)。


今年は暖冬だったので、南の地域ほどその影響が強く現れ、
鹿児島や高知よりも北にある福岡のほうが開花が早くなりました。
※休眠打破と言って、一定期間寒さに晒され続けないと芽が目覚めません。
ある程度の寒さは必要不可欠なのです。

ただ、暖冬とは言っても1月下旬頃は寒くなる時期もあったため、
それが休眠打破につながり、広く見ると平年より早く開花した所が多くなったようです。


さてこの時期、前線といえばもう一つ。
そう、梅雨前線です。

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沖縄の週間予報は、ようやく雨マークが並ぶようになりました。
来週になると前線が停滞し、雨が降りやすくなる見込みです。
平年より1週間程度遅れての梅雨入りとなるかもしれません。

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きのうと打って変わって、抜けるような青空が広がるきょうの東京都心。
新緑がより一層まぶしく感じられます。


まさしく正真正銘の青空、5月らしい天気ですが、ここまで綺麗なのにはワケがあります。

まず、きのうの雨と風。
これにより空気中のチリやホコリが洗い流されたり吹き飛ばされたりしました。

そして大陸育ちの高気圧に覆われ空気が乾燥していることも原因です。
この時間、都心では湿度が20%代まで下がっています。
気温はきのうと同じくらいで25℃近くありますが、空気がカラッとしているおかげで
不快な感じはありません。
時折吹く風が心地よく感じられます。

晴れの天気は週末にかけて続いてくれそうですが、注意したいのは暑さの質の変化。
湿った空気が流れ込みやすくなるため、次第にムシっとした暑さとなりそうなんです。
食中毒や熱中症の危険が増してくるので注意してください。

薫風吹く季節

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今日は二十四節気のひとつ「立夏」です。
暦の上ではすでに夏なんですね。


ところで、「薫風(くんぷう)」という言葉を耳にしたことがありますか?
夏の季語に「風薫る」や「風の香」という言葉があるように、
新緑の上を渡る夏の南風は草花の香りを含んでいるんです。
春はまばゆいくらいの明るい景色に吹くことから「風光る」と呼ばれていた風は「薫風」に。
季節の変わり目で風の呼び名も変わるようです。

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きょうも広く見ると南高北低の気圧配置で、南風が吹きやすい状況が続きます。
とはいえ、きのうほど強まることはなく、やや強く吹く程度。
気温は25℃を超えても真夏のよう湿度が高くないので、時折吹く南風が心地よく感じられるでしょう。


ただ、すでにこの時期紫外線は強く、8月上旬並みです。
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きょうも関東から西では強い〜非常に強いのランク。
油断していると、うっかり日焼けをするかもしれません。
屋外で行動するときには、紫外線対策もしっかりと行ってください。

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