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きのうは福島市南部付近で1時間に100ミリの猛烈な雨が解析されるなど
東北から東海の広い範囲で大気の状態が不安定となり、大雨や落雷の影響で交通機関にも 大きな影響が出ました。 そしてきょうも引き続き不安定。 この不安定な天気をもたらしている要因は、 いわゆる夕立の原因である強い日射というよりは上空と地上の温度差です。 そのため、通常の夕立のように雷雲が夕方になって発達するとは限りません。 富山では午前8時17分までの1時間に31ミリの激しい雨を観測しており、 朝もあり得ればきのうの横浜のように夜もあり得ます。 時間帯を問わず、いつどこで雷雲が発達してもおかしくない状況で、 低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風には十分な注意が必要です。 このところ落雷による死亡事故のニュースを耳にします。 雷が鳴ったら貴金属を外す、これはよく言われることですが、実際は外しても外さなくても関係ありません。 雷は周囲よりも高いものに落ちる性質があるので、そんなことをやるくらいなら一刻も早く 車の中や建物の中に避難するよう努めてください。 車や建物の中は基本的には安全です(100%安全とは言い切れないんですよね・・・)。 ただし、車は窓を閉めてドアノブなど金属部分から体を離して、建物の中では電話線やアンテナ接地線を 通じて家の中に雷の電流が侵入してくることもあるので、そういったものを使用している機器からは離れる といったことが大切になってきます。 |
気象(夏)
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未明から明け方にかけて横浜は大雨に見舞われました。
総雨量は4.5ミリを観測しており・・・ たったの4.5ミリで?と思われるかもしれません。 実は横浜といっても東西に、そして南北に広いため、 気象台とその他の地域とで雨量や気温に差が出ることもしばしばあります。
今回の大雨の中心は気象台のある中区周辺ではなく、主に北部でした。 4.5ミリというのはあくまで気象台の値です。 (2日午前5時45分時点の時間雨量と累計雨量 横浜市消防局HPより) こちらは気象庁ではなく市内の消防局が観測したものですが、 こうしてみると差がはっきりと見て取れます。
鶴見では1時間に30〜50ミリの激しい雨が降り、 たった3時間ほどで総雨量は100ミリを超えました。
短時間にこれだけ降れば、低い土地の浸水や河川の増水が始まってもおかしくないレベルの量です。 ただ、いくら違いが出ることはあるとはいえ、 さすがにここまで雨量が露骨に違うのは珍しい気がします。
原因としては、なかなか発達した雨雲が動かなかったことにありそうです。 ちょうど横浜北部付近で北からの風と南からの風がぶつかっていました。 こうなると、雲が動きにくくなり、同じような場所で次々と発達しやすくなります。 気象状況をきめ細かく迅速に把握する目的で1974年から 全国各地に設置が進められたアメダスですが、特に集中豪雨が頻発する近年は
完全に把握するのには限界があるように感じます。
これは雨量だけでなく気温もしかり。 いったいアメダスで拾えなかった情報がどれだけあることか・・・。 いっそのこと自宅で気象観測を行ってみるのもありかもしれませんね(当の私は行っていませんが)。 さて、日中も北日本や東日本を中心に引き続き大気の状態が不安定です。 晴れ間があったかも思いきや急に黒い雲が広がってザッと強い雨が降ることも。 天気の急変には十分ご注意ください。 |
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(画像はイメージです)
きょうは「水の日」です。 水は限りある貴重な資源であることを理解するために、1977年にこの日が制定されました。 日本は意外と水が多いようで少ないんです。 世界の年間降水量の平均を100としたとき、日本は205で世界平均の2倍の雨が降ります。 梅雨があったり台風が接近したりと他の地域に比べれば雨の降る機会に関しては恵まれています。 では、1人あたりの水資源量はどうでしょうか。 実は世界平均を100とした場合、日本はたったの44となってしまうのです。 降水量が多いからと言って水資源に恵まれているとは必ずしも言えないんですね。 狭い国土なので降っても川によってすぐ海に流されてしまい水資源として利用できる量が少ない ということが大きな要因のようです。 今年はたびたび首都圏の水がめ・利根川水系の貯水率低下の話題がされているように、 水資源について改めて考えさせられる年となっています。 (国土交通省HPより)
その利根川水系の今季の貯水率(グラフで赤線)は7月中旬の雨でやや上がっており、 梅雨明け以降猛暑が続き本格的な取水制限が行われた1994年に比べれば余裕のある状況と なっているようです。 とはいえ、相変わらず貯水率が低い状況であることには変わりありません。 きょうは上空に寒気が流れ込んで大気の状態が不安定となっており、 関東北部では局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が予想されます。 山のレジャーは天気の変化に細心の注意を払っていただきたいところですが、 雨がより多く降って水がめを潤してくれれば・・・という気持ちもあります。 「水の日」のきょうを含む1週間は「水の週間」となっており、水への関心が高まる時期です。 こういう状況だからこそ1週間と言わずこの夏を通して1人1人が節水の意識をもって過ごして いただければと思います。 |
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梅雨明けしてから最初の週末を迎えた東京都心ですが、不安定な1日で晴れているかと思いきや
急に強い雨が降ってきたり・・・と忙しい天気となりました。 この不安定な天気をもたらしている犯人は南海上の渦巻きです。 水蒸気画像では、関東の南海上に渦巻きがかすかに確認できます。 これはけっして台風ではなくて、上空に強い寒気を伴った低気圧、いわゆる寒冷渦です。 寒冷渦は北からやってくることが多いのですが、こうして南から北上するタイプもあります。 南からやってくる寒冷渦の厄介なところは、暖かい海の上を進んできたものですから 下層に強い暖湿気を伴っていることです。 下層の暖湿気と上空の寒気が相まって大気の状態が非常に不安定となるのです。 あすはさらに寒冷渦が北上し近づくことになるので、大気の状態がより一層不安定となり 北日本〜東日本の太平洋側を中心に局地的に雷を伴った非常に激しい雨の降る恐れがあります。 このように天気分布予報では関東は晴れのエリアと雨のエリアが混在しています。 それだけ天気が変わりやすいということでもあります。 晴れ間があっても油断は禁物。 急に黒い雲が広がってきてザっと強い雨が降ることもありそうです。 海のレジャー、山のレジャーともに天気の変化には十分気を配り、天気急変の兆しがみられたら 安全な建物の中に避難するようにしてください。 |
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きょうの都心は、きのうと打って変わって暑く、 また抜けるような青空が広がっており、これぞ夏空といった感じです。
太平洋高気圧の強まりは天気図を見なければ分からないと思われがちかもしれませんが、 こうして目ではっきりと分かることもあるんですね。
そしてきょうは東北南部、北部ともに梅雨明けの発表がありました。 南部では平年より4日遅く昨年より3日遅い、北部では平年より1日遅く昨年と同日の 梅雨明けとなりました。
これで梅雨入り、明けの発表の対象となっている全ての地域で梅雨明けしたことになります。 一方、梅雨がないとされる北海道は記録的な大雨に見舞われている所も。 ピークは越えたものの、あすにかけては雨の降りかたに注意が必要です。 |



