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気象(夏)

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関東甲信が梅雨明け

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(正午過ぎの都心上空)
午前11時、気象庁は「関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
平年より7日、昨年より18日遅い梅雨明けです。
相変わらず都心は雲が多くてスカッとした夏空とはいきませんが、
きのうまでに比べると日の射す時間が多いです。
また、平年日を大幅に過ぎていること、ゆっくりと西から太平洋高気圧が張り出しておりこの先も晴れ間の
広がる日が続くと予想されていることなども梅雨明けに踏み切った要因と言えるでしょう。

ただし、梅雨が明けたからといって必ずしも安定した夏空が続くとは限りません。
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(2日 500hPa気温予想)


来週は北から南下する上空寒気に加えて南から寒気を伴った低気圧も北上してきて
広い範囲500hPaマイナス6℃以下の寒気に覆われることになります。
梅雨明けしたばかりの東日本のみならず北日本や西日本も含めて大気の状態が不安定となり、
雷雨の起こりやすい状況となりそうなんです。
梅雨明けしても油断はせず、特に山のレジャーでは天気の変化に十分に気を配るようにしてください。

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さて、おとといから北海道では高気圧の縁をまわる湿った空気の影響で
太平洋側西部や日本海側南部を中心に大雨に見舞われています。
胆振地方カルルスでは降り始めからの雨量が250ミリを超えました(正午現在)。
7月1か月で降る雨の量がおおよそ260ミリなので、たった2日間で1か月分の量の雨が降ったことになります。
太平洋側西部では今夜遅くにかけて非常に激しい雨が降り、あすにかけては北海道の広い範囲で
断続的に激しい雨が降り大雨となる恐れがあります。

あす朝までに予想される雨量(いずれも多い所)
太平洋側西部 250ミリ
日本海側南部と太平洋側東部 150ミリ
日本海側北部 120ミリ
オホーツク海側 80ミリ

また、低気圧の動きが遅いため、日本海側と太平洋側西部ではあさって土曜日にかけて
さらに100〜150ミリの雨が降ると予想されています。
特に胆振・日高地方では総雨量が多い所で600ミリ近くに達する恐れもありそうです。

これまでの雨で地盤が緩んでいたり増水が始まっている河川もあります。
土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に警戒・注意が必要です。
いま世界では猛烈な暑さとなっています。
21日、中東・クウェートのミトリーバで54℃、イラクのバスラでも53℃を記録しました。
ミトリーバの記録はもしかすると世界最高気温に匹敵するかもしれません。
確かに世界最高気温はアメリカ・デスバレーで1913年7月10日に記録された56.7℃とされていますが、
周囲と比べると突出した値のため観測機器の精度が疑問視されており、実際はもっと低かった
可能性があるんです。
また、アメリカ・ラスベガスでも1週間連続で42℃を超えて45℃近くまで上がる日もありました。


このような考えられない暑さとなっているのは、ヒートドームと呼ばれる現象が起きているからです。
アメリカと中東では上空に超巨大な高気圧が居座ってる状況。
こうなると日射により地上が暖められるだけでなく、上空からも熱い空気が吹きつけて、さらに熱気が
まるでドームのように閉じ込められることになります。
日本では2010年や2013年の猛暑がそれに近いかもしれません。


気になるのは日本でヒートドームが起きるのかどうか?
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最新の3か月予報では8月は西日本中心に高温で、9月は全国的に高温傾向と予想されています。
9月は太平洋高気圧とともにチベット高気圧の張り出しも強まって、“ダブル高気圧”に蓋をされる状態に
なるとみられます。
さすがに40℃超えは考えにくいですが、残暑が厳しくなる可能性はありそうです。
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おとといの記事では、関東の梅雨明けは28日頃になる確率とさらに先延ばしにされる確率は、
半分半分と書きましたが、どうやら前者の確率が高まってきたように感じられます。
というのも、太平洋高気圧の張り出しの予想に安定性が見えるようになってきたからです。


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(28日 500hPa高度)


5880メートル線が北上し、東日本は太平洋高気圧圏内となります。
関東でも晴れ間が広がり、梅雨明けとなる可能性が高いでしょう。
ただし、スッキリとした夏空・・・とまではいかないと思います。
なぜなら、南から湿った空気が流れ込みやすく、雲の多い天気になると見込まれているからです。
その証拠に、内陸の宇都宮では曇りマークに加え雨マークも引き続き目立っており、
内陸部を中心に雷雨に気の抜けない日が続いてしまいそうです。
これは大気不安定による雨なので、実質梅雨ではありません。
平年日を過ぎていますし、さすがに梅雨明けの発表を行うものと思われますが、どうでしょうか・・・
とりあえず断言はせず70%くらいとみておくことにしましょう。
きょうは東京都心でも最高気温28℃と蒸し暑さが戻りました。
そんななか、私ごとなから長野県野辺山に出かけてみました。

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野辺山というと避暑地であると同時に、JR鉄道最高標高の駅(小海線)があることでも有名です。

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正午頃にホームに設置されている温度計を見たら23℃を指していました。
どうりで快適なわけです。
確かに日差しの強さは感じられるのですが、吹く風は心地良くまさに高原の風でした。
東京でいうところの初夏並みの陽気ですかね。


野辺山は最高気温30℃以上の真夏日になることはほとんどありません。
必ずしも暑くないというわけではありませんが、避暑には最適な場所の一つと言えるでしょう。

ちなみに小海線は八ヶ岳高原線という愛称が付けられています。
その名の通り高原地帯を走り抜けるのです。
皆様もこの夏は高原列車の旅に出かけてみては如何でしょうか。
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今週、ようやく関東で梅雨明けの発表があるかもしれません。
週間予報に変化が現れ、週後半は晴れマークが並ぶようになりました。
ひとまず梅雨明けの第一候補は28日頃と言えそうです。


ただ、この週間予報のもととなっている資料を読むと妙な文言が見受けられます。


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「後半は2つの高気圧が一体化して晴れる可能性がある」と。
「晴れる」ではなく、あくまで「晴れる可能性」なんです。

なぜこういったやや曖昧性を含ませた書き方となっているのか、
実は太平洋高気圧の張り出しに不確実性を伴っているのです。
現に海外予報機関の演算との隔たりが大きい状況にあり、ためしに米NOAAのGFSモデルを見てみると・・・
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    (上段 左から26日、27日、28日 下段 左から29日、30日、31日の500hPa高度)


確かに27日〜28日にかけては一時的に南海上の太平洋高気圧の強まりがみられますが、
それでも東日本や西日本をすっぽりと覆うほどではありませんし、その後は東海上に大きく後退していく
様子が見て取れます。
もし、そうなると引き続き曇りや雨のぐずついた天気が続き、梅雨明けもさらに先延ばしされてしまう
ことになるでしょう。

現時点では28日頃に梅雨明けする確率とさらに先延ばしされる確率、半分半分といったところでしょうか。


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