気象部屋

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気象(夏)

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おととい午後7時過ぎ、沖縄県那覇市の沖合で竜巻が発生しました。
移動することもなく短時間で消滅したため、幸い被害はなかったようです。


ウェザーニューズの発表によれば、今年の夏の沖縄はゲリラ雷雨の数が昨年に比べ2倍に増えて
7〜9月にかけて80回近くにも及ぶ可能性があるとのことです。
昨年は台風の通過する回数が多く、まんべんなく雨が降ったのに対して、今年は太平洋高気圧の西への
張り出しが強いため、台風がやって来にくく雨の降り方に偏りが出てきてしまいそうなんです。
湿った空気と強い日射により上昇気流が強まって陸地のみならず海上でも積乱雲が局地的に発達します。
これぞまさに沖縄方言で言う「カタブイ」です。
カタブイとは「こっち側ではバケツをひっくり返したように雨が激しく降っているのにあっちは晴れている」という
状況を指し、本州で言うにわか雨といったところです。
ただ、本州のにわか雨とは違って、降る時には降ってあとはパッと止むことが多いようです。


発達した積乱雲は激しい雨や雷でなく竜巻のような突風ももたらします。
特に沖縄は100キロメートル四方の竜巻発生率が9.1個と全国最多です。
今年は台風が少なく、例年以上に夏の沖縄を楽しむ人が多いかもしれません。
しかし、それでもカタブイには注意が必要で、黒い雲を見かけたら頑丈な建物内に避難しましょう。
きょうは二十四節気のひとつ「大暑」です。
1年で一番暑さが厳しい頃とされていますが、実際のところはこれからが暑さのピーク。
昼間は強い日差しが照り付け、夜は寝苦しい熱帯夜なんてことも全く珍しくなくなってきます。

そんな「大暑」のきょうは北陸で平年より2日早く昨年より3日早い梅雨明けとなりました。
これによりまだ梅雨明けしていないのは東北と関東甲信のみとなります。
いずれも、まさに今オホーツク海高気圧の影響を受けている真っ只中の地域です。
北陸が関東甲信より早く梅雨明けするのは2003年以来13年ぶりです。


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気温分布は相変わらず“西高東低”。
東海から西は晴れて30℃以上の真夏日なのに対して、北日本太平洋側や関東はどんより曇り空で
気温は25℃以下となっています。
一体、この状況はいつまで続くのか、カギを握るのは三陸沖の気圧の谷(トラフ)です。


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(500hPa高度と850hPa気温予想 18℃線が東日本や北日本にかかるようになり温度場は上昇)


ここ数日、三陸沖に深い気圧の谷があり、これにより北からの冷たい空気が流れ込みやすくなっています。
しかし、今後気圧の谷は次第に浅まり、冷たい空気も流れ込みにくくなりそうなんです。

そのため、きょうがピークで、週末は肌寒いと感じられるような低温が解消されるでしょう。
ただ、それでも週明けにかけては仙台は25℃前後、東京は晴れても27℃前後と
平年より気温が低いことには変わりありません。
これが来週後半になるとようやく平年並みの気温となりそうですが、
まだ太平洋高気圧の張り出しが弱いため相変わらず雲の広がりやすい天気となってしまいそうです。
同じ曇天でも来週はジメジメ感が増してくるものとみられ、
これまで涼しかっただけに熱中症には十分な注意が必要です。
例年ですとそろそろ関東で梅雨が明けてもおかしくない頃です。
ここ数年は梅雨明けとともに7月下旬は猛烈な暑さがやって来るというのが定番。
昨年も7月19日に梅雨が明けたあと連日30℃以上の日が続き、7月31日までの12日間で
最高気温35℃以上の猛暑日が3日もありました。

しかし、今年はこれまでとは大きく違う流れとなっています。

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きょうは東と西で気温がはっきりと分かれました。
正午の時点で大阪は31℃なのに対して、東京は22℃と気温差が10℃近くもありました。
気温差がここまで大きく開いた原因は、言うまでもなくオホーツク海高気圧です。
オホーツク海高気圧から冷たく湿った北東の風が東北太平洋側や関東に流れ込んで、
曇りや雨のぐずついた天気となったために気温の上がり方が鈍くなりました。

この梅雨寒はあすにかけても続きそう。
さらに向こう1週間も「ほんとうにこれで8月が近いの?」と思ってしまうくらい天気が安定しません。

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東京は向こう1週間、晴れ優勢予報の日が1日もなく、また最高気温30℃以上の日も1日もありません。
もちろんこれから予報に多少の修正はありそうですが、いずれにせよ猛烈な暑さに見舞われることはない
と言えるでしょう。
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きょうも東海から西では高気圧に覆われて晴れていますが、
熱帯低気圧の存在も見過ごすことができません。

2つの高気圧に挟まれるかたちで熱帯低気圧が九州南部方面に進んでいます。
この熱帯低気圧は3日前に沖縄の南で発生したもの。
比較的速い速度で移動しているため発達することはできません。
強い風こそ伴っていないものの、雨雲の原料となる強い暖湿気を伴っています。


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熊本、宮崎、鹿児島では今夜にかけて局地的に雨雲が発達して非常に激しい雨の降る恐れがあります。
短時間にザッと降るタイプの雨なので大きな災害の起こることは考えにくいですが、
警戒したいのは川の増水です。
たとえ自分のいる所で降っていなくても上流で雨が強まれば一気に増水してしまいます。
このところ相次ぐ水の事故。
これ以上悲しい事故が起きないために、増水している川に近寄らないなど1人が1人が
気を付ける必要がありそうです。


熱帯低気圧は危険であることには変わりないのに、台風とは違ってあまり大きく取り上げられません。
いったい上記3県で熱帯低気圧がやって来ていることに気づいていない方がどれほどいることか・・・。
(鹿児島では気象庁11時発表の予報で傘マークすらついていないので、ひょっとすると雨が降ること自体
知らない方がいるかも?)
このブログでは、そのような「知らなかった」を少しでも減らすことができればと思います。

DOGDAYS

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きょうは夏の土用の入り。
これから立秋前の約18日間が土用になります。
一年のうち最も暑さが厳しい頃になりますから、
ウナギを食べスタミナを付けて乗り切りたいところですね。
きょうも西日本を中心に厳しい暑さで、加久藤(宮崎)で36.1℃まで上がるなど
14地点で猛暑日となっています(午後3時現在)。



ところで、きょうのような厳しい暑さの日を英語で何と言うかご存知でしょうか。
hot day? いえいえ、そんな簡単ではありませんよ。
実は“DOGDAYS”(ドッグデイズ)と言います。
ドッグ、つまり犬と暑さに一体どんな関係があるのでしょう。

ここで言う犬とは、おおいぬ座の一等星シリウスを指します。
英語でシリウスは“the dog star”。
シリウスと言えば、全天で最も明るい恒星ですよね。
冬の夜空で一際明るく輝きとても目立つ存在なので、誰しもが一度は見たことがあると思います。

そんなシリウスですが、夏は昼間の空に上がっています(だから見ることができないんです)。
そしてちょうど土用の頃というのは、太陽と同じように東から昇って太陽とともに西に沈みます。
そのため、昔はシリウスの発する光が太陽の光と合わさることで暑さが厳しくなると
考えられていました。
ドッグデイズと言われる所以は、シリウスの動きと太陽の動きがほとんど一致することにあるのです。


さて、今週は太平洋高気圧の勢力が次第に弱まるため、後半ほど暑さが収まる傾向。
ドッグデイズが何日も続くことはなさそうです。


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